Category Archives: Youtube広告

YouTube広告場合分け カテゴリ例

YouTubeは下記のカテゴリでセグメントでき、無駄なく広告をかけることが可能です。

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・年齢層:18歳~24歳、25歳~34歳、35歳~44歳、45歳~54歳、55歳~64歳、64歳以上

・トピック:業種

・インターレスト:好みのカテゴリ スポーツファン、ニュース、結婚、化粧品 など

・検索キーワード:YOUTUBE上の検索キーワード

・プレイスメント:最適化された、各種サイトをこちらは除外設定を加えていく

・リマーケティングリスト:こちらはサイトやカテゴリを追加していく

・ディスプレイネットワークのキーワード:キーワードで指定

Google、12%の増収 「YouTubeは広告収入に貢献している」

Googleの1~3月期の決算は、アナリスト予測は下回ったものの、増収増益だった。同社は、CPC(クリック単価)が減少しているのはYouTubeのTrueViewの影響で、これを除けば“健全に”伸びていると説明した。

 

米Googleが4月23日(現地時間)に発表した2015年第1四半期(1~3月期)決算は、売上高は前年同期比12%増の172億5800万ドル、提携企業に支払う手数料(TAC)を除く実質売上高は139億1300万ドル、純利益は4%増の35億8600万ドル(1株当たり5.20ドル)の増収増益だった。非GAAPベースの純利益は5%増の45億3200万ドル(1株当たり6.57ドル)だった。

売上高、非GAAPベースの純利益ともに、アナリスト予測(売上高は175億ドル、純利益は6.60ドル)を下回った。

パトリック・ピシェットCFOは発表文で、為替の影響を除けば売上高の伸びは17%だったと強調した。

 google 1売上高推移

検索と連動した広告の伸びを示すペイドクリック数は13%増加。Googleサービスのペイドクリックは25%増だったが、パートナーサイトのペイドクリックが12%減だった。

モバイル端末の普及で下落が続いているクリック単価(CPC、クリックごとに広告主がGoogleに支払う単価)は7%のマイナスだった。

 google 2ペイドクリック数とCPCの推移

同社は米Facebookとは異なり、モバイル広告の広告収入全体に占める割合を公表していない。

トラフィック獲得経費(TAC)は33億4500万ドルで、広告売上高の22%を占めた。

広告以外からの売り上げ(Google Playのアプリやハードウェア、Google for Workなど)は23%増で、売上高全体に占める割合は1割だった。

同四半期末時点の正社員数は、前期より1819人増え、世界で5万5419人。新たに雇用したのはほとんどがエンジニアという。

業績発表後の電話会見でピシェットCFOは、検索広告が不調だというアナリストの見解は「間違っている」とし、CPCについて説明した。同氏によると、CPCが減少しているのはモバイル広告が伸びていないせいではなく、YouTubeのTrueViewの増加の影響だという。TrueViewとは、YouTubeの動画が始まる前や検索結果に表示される動画広告。クリックされるか、一定秒数以上再生されないと広告コストが発生しない。

同氏は、TrueView広告の除けばCPCの成長率は“健全”だと説明し、YouTubeの広告収入への貢献は拡大していると語ったが、TrueViewあるいはYouTubeからの具体的な売上高は明示しなかった。

既に後任が決まっているピシェット氏が電話会見に参加するのはこれが最後。会見の最後に「退社後は妻とバックパックを背負って世界中を旅するので、もし私を見かけたら声をかけてください」と語った。

※ITmediaニュース参照

YouTube パートナー利用規約の更新のお知らせ

YouTube パートナーの皆様

視聴者の皆様は選択の自由が広がることを望んでいます。見たい動画を、好きなときに好きな場所で、自分の選んだ端末を使って視聴できるということだけでなく、YouTube の機能が視聴者のニーズを考慮してもっと便利になることを求めています。こうした多様な楽しみ方を実現するため、YouTube では過去数ヶ月間にわたって革新的な新しい取り組みを進めてきました。たとえば、日本ではまだリリースされていませんが、アメリカを含むその他の地域では、多くの視聴者の皆様に YouTube Music Key ベータ版をご案内し、多くのユーザーの方に喜んでいただいております。また、こちらもまだ日本ではリリース・発表にはなっていませんが、家族でもっと簡単かつ安全に動画を楽しんでいただくために開発した、新しい YouTube Kids アプリも同様に熱い反響を呼び、このアプリのインストールは 1 か月もしないうちに 200 万件を超えました。

そして、この度、 YouTube はさらに選択肢を広げるため、月額料金制で広告が表示されないバージョンの YouTube を新たに提供するという大きな 1 歩を踏み出すことになりました。新たな定期購入サービスを作ることで、パートナーの皆様にとっては広告収入の増加を補う新しい収入源が生まれることになります。

これに伴い、以下の点にご注意ください。

新しいサービスを立ち上げるために、YouTube では規約の更新が必要になります。更新につきましてはクリエイター ツール ダッシュボードでお知らせいたします。3 年前に携帯端末でのコンテンツ配信と収益化を開始した際の規約更新をご経験された皆様は、既にこうしたプロセスをご理解いただいていることと存じます。今やモバイルは総再生時間全体の 2 分の 1 以上を占めるようになり、昨年中にモバイルからの収益は 200% の増収となりました。YouTube では、モバイルのときと同様に、今回の新たな契約更新がファンの活性化につながり、パートナーの皆様にこれまでになかった新たな収益源をご提供できるものと確信しております。ぜひ、YouTube からのお知らせをご覧いただき、よくお読みいただいて、皆様のお考えをお聞かせください。

YouTube にとっては未知の領域に踏み出す刺激的な年になりますが、YouTube を導いているものが、視聴者の皆様に多様な選択肢を提供させていただくとともに、パートナーの皆様の収益がさらに良くなるためのお手伝いをさせていただきたいという願いであることは今後も変わりません。YouTube は、皆様と密接に協力させていただくことで成功への道を歩んでまいります。

YouTube チーム

企業側から見るYouTubeの広告的価値

世界30か国、100万人以上がYouTubeで収益を得ている

「ユーチューバー」という言葉を知っていますか。「ユーチューバー」とは、動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」に動画を投稿して収入を得る人のことを指します。You Tubeとは個人が撮影した動画などを視聴できるサイトで、ユーチューバーは同サイトに動画を投稿し、投稿した動画の画面上に広告を表示させることで収益を発生させています。

YouTubeにはパートナープログラムというものがあり、コミュニティーガイドラインを順守すれば、誰でも自身が投稿した動画に広告を表示させることができます。ただし、日本ではユーチューバーとして動画を投稿するだけで生活が成り立つのは、まだほんの一握りの人だけです。それでも、同社は既に世界30か国以上、100万人以上のクリエイターがYouTubeの動画から収益を受け取っていると発表しています。

YouTubeに投稿されている動画の多くは、テレビCMのようにプロが撮影したものではなく、特定の商品やサービスとは関係のない内容のものばかりです。それにも関わらず、YouTubeに広告を掲載する企業が増えているのはなぜなのでしょうか。考えられる理由を、3つ紹介します。

低単価低リスクで広告出稿が可能

1つめは、低価格で動画広告を出稿できる点です。YouTubeの動画広告は、テレビCMほど予算をかけずに広告出稿が可能です。しかも、料金が発生するのはユーザーが動画を視聴した場合のみ。広告主のビジネスに興味のないユーザー(YouTubeの視聴者)への広告表示で、費用を無駄にすることがないというメリットがあります。そのため、低単価低リスクで広告出稿が可能になり、最新の広告手法の一つとして注目されています。

2つめは、指定したユーザーにアプローチできること。実はYouTubeの広告はユーザーが誰で、どこに住んでいるか、何に興味があるかなどに基づき、ターゲットを絞り込むことができます。例えば、東京都在住の 18~34 歳の男性や、旅行に興味がある女性に広告を表示するなどを設定することができます。つまり、興味を持ってくれそうなユーザーにのみ広告を表示させることができるので、広告の反応率を高めることができます。

さらに、YouTubeが無料で提供しているツールを使えば、どのようなユーザーが広告を視聴しているか、広告に対してどんな操作を行っているかを把握することも可能で、より反応が良いターゲットに絞り込んだ広告作成に繋げることができます。

導入する企業増加で広告単価が高騰することが予測される

3つめは、人の目に触れる機会が多いということ。日本でのYouTube利用者は、5000万人を超えると言われています。YouTubeの広告は「視聴される動画の直前に表示する」「動画の下部に表示する」「動画の外側に表示する」という方法で掲載されます。そのため、5000万人のユーザーが動画を視聴する際、興味を持ちそうな広告が自然と目に入るようになっているので、広告的価値が高いといえるでしょう。

現在、YouTubeの動画広告を導入している企業は少なく広告単価も安価です。しかし、注目されている宣伝方法の一つということを考慮すると、今後導入する企業が増え、広告単価が徐々に高騰することが予測されます。もし、動画広告の出稿を考えているのであれば、広告単価が安いうちにテストしてみてはいかがでしょうか。

※ガジェット通信参照

 

UUUM、YouTuberを活用したタイアップ動画のプロモーション効果を検証

YouTuber専門のマネジメントプロダクションUUUM(本社:東京都港区、代表:鎌田和樹)はYouTubeユーザー男女1,120人に対し、タイアップ動画(2月公開)に関して、アンケート調査を実施し、態度変容効果やコンバージョン率を検証しました。検証結果概要を以下に示します。

 

《トピックス》
1. タイアップ動画を視聴したことによる態度変容の効果
・  商材に対する認知度が向上
・  興味関心、好感度、購買意欲もそれぞれ約30%ポイント上昇

2. プロモーション効果
①  Rumor
・認知向上から購買意欲まで全体的に上昇
・「Rumor」とのタイアップ動画視聴後のコンバージョン率は7%
②  丸亀製麺
・テレビ広告では実現しきれなかった興味喚起やコンバージョンを補完
・丸亀製麺とのタイアップ動画視聴後のコンバージョン率は29%
③  ワコール「ブラ・リサイクル」
・ワコール「ブラ・リサイクル」とのタイアップではサービス認知の向上と企業ブランドの向上に寄与する結果に
・サービスの利用に加え、企業ブランドに対する関心も向上

3.高い広告効果を得た要因について
①   YouTuberと視聴者の結びつきの強さ
②   広告としてだけではなくコンテンツとして成立
③   能動的に見られている動画

4. まとめ
・  YouTuberを活用したタイアップ動画は、大きなプロモーション効果だけでなく、コンバージョンも期待することができる
・  YouTuberを活用したタイアップ動画は若年層へのリーチなどマス広告のプロモーション効果を補完する
・  タイアップの依頼を頂く広告主の中でナショナルクライアントの割合は高く、テレビ広告との併用した実績もある
・  2015年はコンテンツの年であり、視聴者に支持される面白いコンテンツを作ることができるかが企業のマーケティング戦略において重要になってきている。今後もこうした動きは加速していく

■ 調査の背景と目的
現在、国内におけるオンライン動画視聴の急激な拡大に伴い、YouTuberを活用した企業のマーケティング施策への関心が高まっています。一方で、動画広告は再生数以外の指標がなく、定量的なプロモーション効果を示しにくいという一面がありました。そこで、対象となるタイアップ動画の視聴者と非視聴者にそれぞれアンケートを実施し、商材に関する理解度や興味・関心度について態度変容効果を計測しました。
1.タイアップ動画を視聴したことによる態度変容効果

■調査対象 :全国の12~49代の男女
■有効回答数:1,120サンプル
■調査方法 :インターネットリサーチ
■調査期間 :2015年2月17日~2015年2月20日

YouTuberのタイアップ動画の視聴者と非視聴者を比較した場合、商材に対する認知度が向上したことに加え、
興味関心、好感度、購買意欲もそれぞれ約30%ポイント上昇する結果となりました。
また、キャンペーン内容により、得られるプロモーション効果が異なることも分かりました。

2.タイアップ動画のプロモーション効果
■認知度の向上とコンバージョン率の高さに関する事例
はじめに、はじめしゃちょーとのタイアップによる、匿名投稿アプリ「Rumor」の事例についてご紹介します。
[本音で話せる場所はありますか?【Rumor】]

https://www.youtube.com/watch?v=VukXclFEjNQ

▼匿名投稿アプリ「Rumor」とのタイアップでは認知向上から購買意欲まで全体的に上昇

本動画を視聴後、アプリをダウンロードした人は全体の7%を占めており、
認知度の向上や興味関心の向上だけでなく、コンバージョンに対しても
有効であることが分かりました。また、「Rumor」に関する知識についてのアンケートでは、
「FacebookやTwitterなどの友達と匿名で繋がること」の認知は49%(動画非視聴者は12%)、
「投稿に対してのコメントも匿名であること」の認知は45%(同20%)に上るなど、
サービス内容が動画を通して伝わっていることも確認することができました。

■テレビ広告の効果を補完する事例
次に、丸亀製麺と大食いYouTuber木下ゆうかとのタイアップ動画事例についてご紹介します。

[【大食い】釜揚げうどん6人前&サイドメニュー全種類【木下ゆうか】]

 

https://www.youtube.com/watch?v=PutahtjObJ8

▼テレビ広告では実現しきれなかった興味喚起やコンバージョンを補完

この動画は2月6日に公開され、3月10日時点で約35万回再生されています。
今回の事例の場合、アンケート実施時期に丸亀製麺がテレビCMプロモーションを
行っていたこともあり、認知度に関して差はほとんど見られませんでした。
一方で、興味関心、好感度の数値はいずれも20-30%ポイントの差がありました。
この結果から、テレビCMだけでは難しい興味関心や好感度の向上をYouTuberを活用した
タイアップ動画により補完可能であることを示唆していると考えられます。

▼丸亀製麺とのタイアップ動画視聴後のコンバージョン率は29%

アンケートを実施期間が動画公開後、2週間しか経過していなかったにも関わらず、
動画視聴後に丸亀製麺のうどんを食べた割合は29%を占めました。
また、動画内で紹介したサイドメニューはいずれも3%-21%のコンバージョンを
実現することが出来ました。本動画の約70-80%がモバイルデバイスで視聴されているため、
このような外食サービスは動画視聴後、コンバージョンに繋がりやすかった可能性が考えられます。

 
■サービス認知の向上と企業ブランドの向上に寄与する事例
最後に、ワコールと佐々木あさひのタイアップによる「ブラ・リサイクル」の動画事例についてご紹介します。
[ブラジャーが地球を救う!?ブラ・リサイクル♡ – 2015.2.11 SasakiAsahiVlog]

https://www.youtube.com/watch?v=kmx5vfjil5A
この動画は2月11日に公開され、3月10日時点で約5.2万回再生されています。
視聴者の認知度は非視聴者に比べて約60%ポイントと大きな差が確認されました。
動画視聴者の興味関心や好感度は動画非視聴者のポイントを更に上回る結果となり、
今回の事例においてもタイアップ動画が興味関心や好感度の向上に寄与することが示されました。

また、本事例は、動画視聴者と比較して、非視聴者の「ブラ・リサイクル」への興味関心や好感度が高いことが
特徴的の事例です。このような場合においても、動画視聴者の興味関心、好感度は非視聴者の度合いを超える結果を得ることができました。この結果から、潜在的に高い興味関心や好感度を更に向上させる効果についても
期待できることが分かりました。加えて、企業ブランドである「ワコール」に関する態度変容の調査では、
興味関心や好感度は約50%ポイントの差が表れる結果となりました。

▼動画視聴後、サービスの利用だけでなく、企業ブランドに対する関心も向上

アンケートを実施したのは動画を公開した1週間後だったにも関わらず、動画視聴者全体の9%が
「ブラ・リサイクル」を利用するという結果となりました。
また、今回のタイアップ動画は社内貢献につながる取り組みに関する内容だったということもあり、
結果としてワコールのホームページへのアクセスや、ワコールの商品購入にもつながっている点が今回の調査で明らかとなりました。

3.高いプロモーション効果を得た3つの要因

上記の通り、全てのキャンペーンにおいて高い広告効果を得ることができました。
これには様々な要因が考えられますが、大きく3つの要因について下記に検討しました。

■ YouTuberと視聴者の結びつきの強さ

YouTuberは日々アップロードする動画コンテンツやSNSを通じて視聴者と常に
コミュニケーションをとっています。視聴者にとってYouTuberは憧れであり、かつ身近な存在です。
特に視聴者の中心である20代以下の世代にとってはこうしたYouTuberがインフルエンサーとして強い影響力を持っており、今回の結果につながったと考えられます。

■ 広告としてだけではなくコンテンツとして成立

YouTuberは、自らの目線で商品の良いところも悪いところも紹介したり、
コンテンツとして面白い動画を作成したりすることを意識しています。
企業とのタイアップ動画であっても、テレビCMのように与えられた脚本に基づいて動画を作るわけではありません。こうした姿勢が、視聴者がリアリティを感じたり、商品に親近感を感じたりするきっかけになっていると考えられます。
■ 能動的に見られている動画

一般的なバナー広告やテレビCMと違って、YouTuberとのタイアップ動画は能動的に見られます。
このことにより、商材の魅力や特徴が適切に伝わるだけでなく、バナー広告やテレビCMでは引き出しきれなかった
認知以上の態度変容につながったと考えられます。

4.まとめ
YouTuberを使ったタイアップ動画はテレビ等のマス広告ほどのリーチはないものの、
既存のマス広告ではリーチが難しくなりつつある若年層へのリーチを持っています。
上述した結果のように、単に認知度を向上させるだけではなく、興味関心や好感度の
向上にも寄与し、ひいてはコンバージョンやSNS上の拡散にも寄与する点が大きな特
徴です。したがって、YouTuberを使ったタイアップ動画はマス広告を量と質の両面に
おいて補完する役割を果たしており、相性が良いことが分かりました。
実際に当社へタイアップの依頼を頂く広告主の中でナショナルクライアントの割合は
高く、テレビ広告と併用して活用する場合もあります。

■2015年はコンテンツの年
昨今、ドコモの「3秒クッキング 爆速エビフライ」やC.C.Lemonの「忍者女子高生 」に
代表されるような「面白い動画コンテンツにのせた広告」が大きな潮流となりつつあり、
いかに視聴者に支持される面白いコンテンツを作れるかが企業のマーケティング戦略においても
重要になってきています。米国ではYouTuberを活用したコンテンツ作りも盛んに行われているが、
企業自身が制作会社を買収するなど、コンテンツ制作機能を取り込む動きも出てきている。
今後もこうした動きは加速していくとみられます。

※PRTIMES参照

YouTube動画のインタラクティブ機能がアノテーションからカードへ移行

ouTubeの動画上に現れるリンクエリアをアノテーションと呼びます。チャンネルの登録やウェブサイトへの誘導に使われていたアノテーション機能ですが、今後は本日より登場した「カード」という新機能に移行していくようです。

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YouTubeのブログによれば、カードは「アノテーションの進化形態」だという。アノテーションと同様、補足情報や関連する外部コンテンツへのジャンプ手段を与えるものだが、カードはその名前のとおりカード式インターフェイスを利用する。
YouTube、動画に挿入するカードを導入―関連サイト表示、商品宣伝、資金調達などが可能に – TechCrunch

日本版YouTubeでも使えるようになっていますので、早速見てみましょう。

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動画管理画面のアノテーションメニューの隣に「カード」のタブが追加されています。現在日本で使えるカードの種類は、「関連ウェブサイト」「資金調達(クラウドファンディング)」「ショップ」「動画または再生リスト」「視聴者ファンディング」の5種類です。これまでのアノテーション設置手順とだいたい同じなので、使い方に迷うことはないと思います。表示イメージはこのような感じです。

capt2

PCから見た場合は、動画の右上に「i」マークが表示されてクリックすることでカードが開く作りとなっています。今のところ動画の管理画面で指定したタイミングで、カード内容のテキストの一部が表示されるようです。今回の追加機能「カード」は、アプリ版YouTubeでも既に表示対応されているため、アプリで見ると動画の左上にカードのアイコンが表示され、クリックすると以下の様なポップアップが動画の前面に現れます。
image1

現状は、アノテーションもカードもどちらも使えているようですが、以降はPC・スマホなどのデバイス間での体験に差が生まれなさそうな「カード」が主流となっていくことでしょう。そしておそらく新しい広告フォーマットも、このカード機能に合わせた形で生まれてくるのでは?と予想しています。

※BLOGOS参照

「企業は動画をどう使えばいい?」——HIKAKINに聞きに行く(下)

ステマをHIKAKINはどう考える

須田:著名ブロガーをはじめ個人が影響力を持ってしまうと、どうしてもステルスマーケティング、いわゆる「ステマ」が切っても切り離せない問題として出てきます。HIKAKINさんはステマについてどう思っていますか?

HIKAKIN:僕もよくステマだと批判されます(笑)

昔は少し気にしていたけど、ステマはやっていないので、今となっては勝手に言ってくれと思っています。僕が仕事の依頼をもらい始めた頃は、ちょうどブログでステマをやった芸能人が業界から干されるということが起きていました。なので、わざわざ言わないことでリスクを背負いたくないと思っています。

須田:必ずスポンサーがいることを明示する?

HIKAKIN:はい。もしかしたら視聴者は、スポンサーがいる動画だと面白さが減ると思ってしまうかもしれないけれど、隠して炎上する方が怖いです。なので、僕は企業からの依頼があったものは、「提供」や「キャンペーン」など、必ず伝えるようにしています。

正直、ステマの動画って、少し鋭ければ分かるじゃないですか。だから、今後もちゃんと提供ということを伝えていきます。

須田:スポンサーのいる動画では、HIKAKINさんの実感として感じたことを伝えている?企業側からこういう感想を言ってほしいという依頼もあると思いますが。

HIKAKIN:「絶対に言わないで」というNGワードは言いません。あと、「こういうところが売りなので」と言われたら、できる限りそこは触れるようにしています。ただ、「ひたすらほめるCMはできません」ともお伝えしています。素直に良いと思ったことを、なるべく自分の言葉に変換して伝えています。

須田:視聴者を喜ばせるコンテンツをつくりたいという気持ちと、スポンサーの意向は両立できる?

HIKAKIN:それは、できると思っています。なかなか難しいと思うけど、僕は全員をハッピーにする動画をつくりたいのです。

ひたすら商品の良いことを並べた動画じゃなくて、ひとひねりした内容だと、視聴者が楽しんで話題になって、その結果、商品も売れて、買ったユーザーからもいい商品を教えてくれてありがとう、って言ってもらえる。

それは僕らクリエイターの技量次第だと思います。

須田:「何も言いませんからHIKAKINさんの好きなようにしてください」という企業と、「ここは必ず動画の中で言ってほしい」というオーダーがある場合は、どっちがやり易いですか?

HIKAKIN:提供の場合は「ポイントはここだよ」って箇条書きであった方がやりやすいと思います。だけど、あんまりそれが多いとやりづらいかな。

企業の方に「このままだとテレフォンショッピングを見ている感じになっちゃいますよ」とお伝えすることもあります。一方で、「ダメなところも言ってください」という柔軟な企業もいます。そういうケースは、やっぱり動画の再生回数は伸びます。

須田:広告をつくるクリエイターはオリエンがまったくないと、広告をつくりづらいと一般的に言われています。ただ、広告主が伝えたいことがたくさんあって、CMの15秒間では伝えらえないよ、というのはよくある話。HIKAKINさんの気持ちはすごく分かります。

うまくいった事例はありますか?

HIKAKIN:最近、一番伸びたスポンサーの動画は、ロッテのアイス「爽」で僕が氷風呂に入るという企画です。自由にやらせてもらい再生数が伸びて、キャンペーンも盛り上がったと聞いています。

この動画についての視聴者からのコメントも広告であることを批判するものはほとんどなくて、純粋に楽しんでくれました。それを考えても、企業広告イコールつまらない動画ではなく、やり方次第で面白くできると思います。

須田:これはおすすめできないなあ、という商品の場合は?

HIKAKIN:商品を体験してみて、これは悪い部分を言わないわけにはいかないというものはお断りしています。

僕の動画を見て買う人は必ずいるので、ファンから「なんで悪いところ言ってくれなかったんだ」って、後から必ず指摘されてしまいます。

須田:YouTubeだと、たとえ提供であってもHIKAKINさんという実態のある人間がすすめているとユーザーは感じる。テレビCMでもタレントはギャラをもらって紹介しているから構図は基本的には同じなんだけど、ユーザーの受け取り方は違うように思えます。

HIKAKIN:そうなんですよ、まわりのクリエイターともよく話すんですけど、テレビCMで「おいしぃー」って言う分には何の違和感もないのに、僕らが同じことを言うと「こいつ言わされている」となります。本当に美味しいと思っていてもスポンサーのいる動画だと、ユーザーから「おまえ絶対思っていないだろ」「魂売ったな」とか言われることもあります(笑)

須田:たしかに、それはつらいところですね(笑)。スポンサーがいない場合の商品紹介も、自分が紹介することで売れたらいいなあと思います?

HIKAKIN:もちろん、思います。自分が面白いと思って紹介しているので。

これは売れるんじゃないかなあとか、なんとかなく分かります。最近は、紹介すると企業の方からすぐにお礼の連絡が来たりします。紹介したことで、後から「提供」でお願いしたいんですけど、という相談が来ることもあります。最近は男性用シャンプーや、カーテンがそうでした。

須田:HIKAKINさんの動画を見ていて気付いたんだけど、けっしてネガティブなことは言わないですよね。それは意識している?

HIKAKIN:意識しています。この商品をつくっている人も、僕の動画を見ているかもということがすごく気になるんです。

商品を食べて「まずっ」と言う動画ブロガーさんはかっこいいと思うけど、それだとクリエイターとして大きくなれないような気もします。撮影してみて、これはネガティブになっちゃうかもと思ったらボツにしています。なるべくポジティブで面白いものをつくるように意識しています。

須田:嘘はつかない、でも正直だからといってネガティブは発信しないというルール?

HIKAKIN:そうですね、ただダメなとこは絶対に言わないというわけではないです。最後に、ぼそっと「これは、ここをこうすると100点でしたね」というように意見を言うようにしています。

須田:それはいいですね。企業からは批判されているというよりは、提案に聞こえる。

動画広告をHIKAKINはどう考える

須田:もう少し踏み込んで、HIKAKINさんが広告についてどう思っているのか聞いてみたい。ここ数年、広告業界では「ネット動画広告元年」と言われていて、動画がとても盛り上がっている。 ネット動画の広告全般についてどう思いますか?

HIKAKIN:視聴者の目線からすると、スキップできない広告はダメだと思います。30秒必ず見なきゃいけないと、「うわー長い」と感じます。広告はスキップできて、さらに短いものの方がいいのではないでしょうか。

僕が、もしつくるとしたら、長くても15秒でスキップできるものや、5秒、10秒でびっくりさせる映像を考えます。

須田:見ている人が興味を持っていないのに、15秒や30秒間、付き合わすのは時代に合わないということ?

HIKAKIN:そうですね、視聴者がスキップしようと思う前に終わるぐらいの広告がいいと思います。「いまのは何だったんだろう」と思わせて、興味を持ってもらうとか。

須田:5秒、10秒という短い時間のなかで伝えることが重要ということ。これはネット上の動画広告の話ですよね。テレビCMでも同じ?

HIKAKIN:テレビCMは違うと思います。動画に比べるとコンテンツの合間にCMがあることは当たり前になっていますし、テレビはCMが始まったらスマホをいじり出したり、別のことに意識を向けられたり、自然な存在ですよね。

須田:ネットの動画広告は、始まってからかれこれ10年ぐらい経っているので、いろんな人がさまざまな取り組みを行ってきた。その議論の中には、ネット上ではテレビのフォーマットに絞られないから、長尺を流すことができるというものもあった。

でも、第一人者のHIKAKINさんが「15秒だと長すぎて5秒、10秒だ」と言っているのは面白い。Facebookも動画広告をやっているけど、40秒経たないと動画の面白さが伝わらないというのはやっぱり再生されにくい。

HIKAKIN:Vineを使っているVinerと呼ばれる人たちは、6秒で爆笑させています。そういうのを考えても、短くて面白いことはできると思います。

須田:今日はHIKAKINさんと話せて、とても良かった。HIKAKINさんが、「アクセス数を稼げる動画コンテンツは何か?」ということを悩んで考えた末にたどりついたのが「商品紹介」だったというのが、いちばん印象に残りました。

「広告は消費者から望まれていない、邪魔なもの」と言われて久しいなかで、面白いお兄さんが紹介する「商品の紹介」は子どもたちを中心に人気コンテンツになりうる。案外プロの広告制作者たちが見落としがちな事実ではないかと感じました。

動画が再生されるためのティップスから、企業が個人のクリエイターにお願いをするときのポイントまで、とても率直に語ってくれました。ありがとうございました。

※advertimes参照

もうウザいとは言わせない!世界の異彩を放つYouTube広告7選

Case: Ambient YouTube Ads

YouTubeで動画を見ていて、“広告がウザい”と感じた経験は誰にでも一度や二度あるのではないでしょうか。今回は、普通のプレロール広告などとは一線を画す、YouTube視聴者のインサイト、行動特性を踏まえて生み出されたユニークなYouTube広告の事例をまとめてご紹介します。

見るものに驚きを与える斬新なケースの数々をご覧ください。

1.YouTubeの“広告スキップ機能”を応用した短いからこそ印象に残る広告

[企業名:Volkswagen]

フォルクスワーゲンの新型ビートルが、自慢の自動変速ギアを訴求するためにYouTubeに出稿した広告。YouTubeの『広告スキップボタン』は、悩ましいことに“再生してから5秒経過後”にようやくボタンを押すことができるようになりますが、今回はそこに着目した企画です。

同社がYouTubeの映像の前に出稿した動画は、旧式のビートルが走行するそばを新型ビートルが追い抜いていくというもの。その瞬間、“YouTubeの再生スライダーのスピードがアップ”して、瞬く間に広告映像が終了していくという仕掛けが施されています。

広告映像を“ウザいな~”と感じるユーザーが、スキップボタンを押そうとマウスカーソルをスキップボタンに合わせる間もなく広告映像が終了し、自動的にお目当ての動画の再生を始めてくれるという仕様です。

旧型ビートルを新型ビートルが追い越した瞬間に、“再生バーのスピードがアップし、瞬く間に鬱陶しい広告映像を終了させてくれる”という仕掛けにより、直観的に新型ビートルの“変速ギアによる加速性の魅力”を訴求しています。

同時に、新型ビートルの『“自動”変速ギア』を、YouTubeの広告映像を『“自動”でスキップする』という点に絡めて“その素晴らしさ”(≒ユーザーのためになる機能)を表現しています。詳細はコチラの動画で。

2.それは“スキップできないほど”すぐ終わる行為です。

[企業名:Ford]

フォードが、南アフリカでドライバーの交通安全意識を高めることを目的に実施したYouTubeのプレロール広告。

シートベルトを締めることはとても簡単な作業ですが、“この命を守る行為”を面倒がって省いてしまうドライバーが大勢います。「自動車に乗ったら、面倒がらずに必ずシートベルトを締めましょう!」というメッセージを、よくある恐怖訴求ではなく、シートベルトを締めることが如何に簡単な作業なのかを思い起こしてもらうことが狙いの企画です。

今回プレロール広告として、“シートベルトの着用シーン”を描いた動画を出稿。このシーンはシートベルトを締めるだけなので1,2秒で終わり、すぐさま画面が切り替わって以下のメッセージが表示されました。

A few seconds you just can’t skip.
(あなたがスキップすらできないほどの短い時間です。)

5秒足らずの動画なので広告スキップはできないですし、その必要性も感じないほどすぐに終わるというプレロール広告。「シートベルトを着用する時間や手間ってこの程度なんですよ」と視聴者へコミュニケートしています。詳細はコチラの動画で。

3.字幕を隠し、英語に集中することを余儀なくさせるYouTube広告

[企業名:Euroidiomas]

ペルーでオンラインの語学講座を提供しているEuroidiomasが実施した、“YouTUbe動画の字幕の上”に広告を掲示してしまうという施策。

ペルーの若者の多くがYouTubeで公開されている英語の動画(欧米映画等)を視聴する際に、スペイン語字幕を読んでいるというインサイトに着目したアイディア。映画に集中し、映画をより楽しむためには、字幕を追うのではなく、英語をそのまま聞き取ることが一番のため、英語習得の必要性を最も実感するであろう英語コンテンツを視聴時に、スペイン語字幕を覆い隠してしまうように英語講座の広告を掲示したのです。

広告の内容は、「もう字幕を見るのはやめよう」「アクションは画面上部で起きています(字幕が表示される画面下部ではなく)」「字幕を読むのではなく、映画を観よう」というもの。

スペイン語字幕に頼るのではなく、英語が分かれば、もっと映画が楽しめるはず。“英語ができたらいいな!”と思うまさにその時に“英語講座の広告を掲示する”という、ターゲットとタイミングが絶妙なバナー広告でした。詳細はコチラの動画で。

4.名作映画の裏には“クラシック”の存在が!? 若者にオーケストラのチケットを売り込む凄いYouTube動画

[企業名:Brazilian Symphony Orchestra]

ブラジルの有名オーケストラ・Brazilian Symphony Orchestraによる、YouTubeを活用したユニークな広告。クラシックオーケストラに縁遠い若者を取り込むために、若者との“接点”として『名作映画で使用されているクラシック音楽』に白羽の矢を立てました。

YouTubeに「ET」や「ジョーズ」、「インディ・ジョーンズ」、「スター・ウォーズ」といった名作映画の誰もが一度は聞いたことのある印象深いテーマ曲が流れる場面の映像を仕込みます。そして曲のクライマックスで画面に、“Click to see what’s behind this movie”とクリックを指示します。

視聴者がクリックすると、YouTubeの画面背景全体が“そのテーマ曲”を演奏しているオーケストラの様子に一瞬にして切り替わるという仕掛けでした。(※「YouTubeの(ダミーの)再生回数やコメント等まで含まれた映像」を流しておき、クリックで切り替えるという方法だと思われます)

この仕掛けで若者に関心を持たせた後、すぐさま“オーケストラのチケット購入サイト”への導線を表示して、顕在化したニーズを刈り取るという座組みでした。この結果、若者によるチケット購入数は40%アップし、当期予定されていた全公演が完売したといいます。詳細はコチラの動画で。

5.バーガーキングによる「“プレロール広告を皮肉った”プレロール広告」

[企業名:Burger King]

YouTubeで動画を視聴する際に表示される「プレロール広告」。“5秒間はスキップすることができない”という特性から、視聴者の中にはうっとおしく感じる人も多い、そんな“嫌われ者のプレロール広告”を、ユニークなアイディアで“笑えるプレロール広告”に変えてしまったのが、バーガーキングです。

YouTubeの人気検索キーワード「animals attack」と検索し、最も上位に表示された動画に対して流した同社のプレロール広告では、二人の男性がテーブルを挟んでこんな会話をしています。

「YouTubeのプレロール広告、まじ最悪だな!」

「この人(= PCで“この”動画を視聴しているユーザー)、せっかく動物の映像を観ようと思ってるのに、つまらないバーガーキングの広告なんて見せられちゃって。」

「お得なセットメニューなんて、ぶっちゃけどうでもいいんだよ!」

つまり“プレロール広告を、自社のプレロール広告を使って皮肉っている”というわけですね。バーガーキングは同様の映像を64パターンも制作し、YouTubeの人気動画の冒頭に配信。

普段はプレロール広告をすぐにスキップしてしまう人にも、こんなウィットに富んだ映像なら最後まで観てもらえるかもしれませんね。詳細はコチラの動画で。

6.削除された“ハネムーン動画”の意図とは? 米法律事務所の斬新なYouTube広告

[企業名:Esteban Gegerly Law Offices]

YouTubeで動画を視聴する際に、静止画として表示される『サムネイル』はユーザーに動画の内容を端的に伝える役割があります。そんなサムネイルを活用し、法律事務所「Esteban Gegerly Law Offices」が実施したユニークな広告。

動画のサムネイルを見るとわかりますが、KATEとMIKEという新婚夫婦のハネムーンの様子を収めた映像のようです。ところがクリックして再生してみると、「この動画は投稿した人によって削除されました。」と画面に表示されます。

『あぁ、この動画もう削除されてしまったんだな』と思いきや、動画はさらに続き「離婚はよくあることです。」という文言が表示され、ラストに映るのは弁護士事務所の連絡先

幸せいっぱいのはずのハネムーン映像が、投稿した当人によって削除されたという事象から、“この二人が離婚してしまった”ことを物語っています。「どんなに愛し合っている夫婦にも、離婚の可能性はあります。もしもそうなった際には、当事務所にご連絡を!」ということを、『動画のサムネイル』と視聴時に出くわす『削除済という状況』を用いることでシュールにコミュニケートしています。

7.YouTubeのプレロール広告を利用して行方不明者の情報提供を呼びかける

[団体名:Australian Federal Police]

オーストラリアでは毎年35,000件以上の失踪届けが出され、そのうち未解決の行方不明事件は1,600件を超えるといいます。警察ではここ数年「National Missing Persons Week」と題した捜査強化期間を設け、行方不明者をひとりでも多く見つけ出そうと力を尽くしていますが、新たな取り組みとしてYouTubeのプレロール広告を利用し、行方不明者の情報提供を広く呼びかけました。

YouTubeで動画を再生すると、5秒間、行方不明者の名前・顔写真・容姿・最後に目撃された場所などの情報が流れます。もし心当たりがあれば、右下に表示されている「Yes, I have」ボタンをクリックすると、詳細な目撃情報を入力する画面に移動し、捜査に役立つ情報を入力することができます。

さらに「ジオターゲティング」という位置情報を特定する技術を用い、動画を視聴している人の現在位置に近い場所で起きた事件の情報が表示されるようにすることで、効果をより高めています。わずか5日間のあいだに120万回のプレロールが表示され、そのうち238人が「Yes, I have」をクリックし、未解決事件に関する情報提供をしたそうです。詳細はコチラの動画で。

※AdGang参照

「企業は動画をどう使えばいい?」——HIKAKINに聞きに行く(上)

HIKAKINが商品紹介を始めたきっかけ

須田:今回の対談相手は、日本で一番有名なYouTuber「HIKAKIN」さんです。運営するチャンネルの総登録者数は500万人を超え、巨大なメディアと言ってもよいかもしれません。また、HIKAKINさんが登場するイベントには小中学生がたくさん集まり、若年層からはアイドル的な存在です。

HIKAKINさんは、さまざまな企業の商品やサービスを自分のチャンネル内で紹介したり、協賛を得て広告も行っています。今日は、HIKAKINさんがどうしてこれだけの支持を得るコンテンツをつくることができるようになったのかを探りながら、個人で広告ができる時代に企業は動画をどう活用すれば良いのかを一緒に考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

HIKAKIN:よろしくお願いします!

須田:HIKAKINさんは、最近であれば「メントスコーラを口の中で封じれるか チャレンジしてみた!」や「ヒカキンはお酒に強いのか!? アルコール体質c試験パッチ使ってみた!」など、さまざまな商品を体験するという企画をやっています。こうした商品紹介を始めたきっかけは?

HIKAKIN:そうですね、僕がYouTubeにアカウントを開設したのは2006年12月になるのですが、最初の頃はヒューマンビートボックスのパフォーマンス映像をアップしていました。

そんななか、動画で生計を立てるには、コンテンツとして柱を何本か持つことが有利で、毎日続けることが大切だと聞き、さらに当時、人気を集めていたランキングトップの人たちが身の回りのことを何でも投稿する動画ブロガーだった。

商品紹介であればネタのハードルが高くなく、会社員をやりながら毎日続けられるなと思ったのがきっかけです。

須田:この商品は紹介する、こっちは紹介しないという、目利きはどうしているの?

HIKAKIN:最初は手探りで、美味しそうなプリンとか、自分が面白いと思うものを紹介していました。ただ、やっていくうちに「これは再生数が伸びるな」といったことが分かるようになって、みんなが喜ぶ商品ということも意識するようになりました。

須田:紹介する商品は、特別なモノというよりも、ちょっと面白いモノ?

HIKAKIN:そうですね、ぶっ飛んだモノよりも、誰もが買えるということを意識しています。ファンには僕を身近な存在と感じてもらいたいのです。

そこら辺にいそうな「近所のイケてる兄ちゃん」みたいなイメージでしょうか。

須田:投稿するうちに、だんだんユーザーの気持ちを意識するようになった?

HIKAKIN:はい、次第に意識するようになって、いまは昔だったら考えないことまで考えるようになりました。テレビで過激なことができない、って言われているのがよく分かるような気がします(笑)

見る人が少なかった2年ぐらい前だと誰も批判しなかったことでも、最近は子どもも見ているから止めたほうがいいんじゃないかと、自制するようになりました。一方で、動画ブロガーの数が増えてきて、ハードルは常に上がっています。

ついこないだも不二家「カントリーマアム」のジュースが発売されたので、クッキーの方のカントリーマアムを買ってきて牛乳を入れてミキサーでジュースを自作して、どっちが美味しいかを比べるという企画をやったんですけど、同じことをやっている人が既にいてコメント欄が「パクんなー」で埋め尽くされました…。

過激なことはやりにくいんだけど、ハードルはちょっとずつ上がっている感じがします。

HIKAKINがナンバー1になれた理由

須田:話を聞いていると、HIKAKINさんはこのネタは伸びそうだなというものに少しずつチャレンジして、試行錯誤するなかで今の地位にたどり着いた感じがします。商品を紹介したきっかけも当時のランキングトップの人たちがやっていたからという理由だったし、いまのカントリーマームの話もそうだけど、HIKAKINさんが全て新しいものを生み出したというわけではないと思う。

だけど、YouTuberとしてはナンバー1になれた。その理由はどこにあるんだろう?

HIKAKIN:ひとつはYouTuberという存在が世の中から認知される前からやっていたので、競争相手が少なくて得をしたということはあります。また、ヒューマンビートボックスをしていたというのも、普通に配信だけしている人とは違うと思います。

あとは、YouTubeのトレンドには、誰よりも早く敏感に動いているという自信もあります。ゲームの実況チャンネルも約1年前に開設したんですが、当時は顔を出さないゲーム実況が基本のスタイルでした。そこで、いざ顔出しで始めてみたら、いまは登録者が130万人を超えるチャンネルに成長しています。

須田:HIKAKINさんの著書『僕の仕事は YouTube』(主婦と生活社・刊)を読んだら、Google Analyticsのデータも、かなり詳細に見ていると書いてあります。

HIKAKIN:最近もチェックしています。やっぱり伸びているコンテンツや、検索しているキーワードを調べれば、ユーザーが何に興味を持っているかが分かります。

そうしたキーワードとうまくコンテンツが合えば、再生される可能性が増えるので。

須田:著書のなかでは、最初の15秒で音を出して人を惹きつけることの重要性やインパクトのあるサムネイルの作り方などを紹介しています。ヒューマンビートボックスというバックグラウンドがあるのはもちろんだけど、ディテールへのこだわりがすごいですよね。

HIKAKIN:オープニングは、人の口ぐせになるような一芸が大切だと思っています。何もなく「こんにちは」「ありがとうございました」と言うよりも、「ハローユーチューブ」と言う方が人を惹き付けられる。実際に、小学生が通学中に口ずさんだりしています。

須田:HIKAKINさんの動画と、テレビのコマーシャルのテクニックは通底している部分があると思う。

例えば、カルビーのテレビCMがオープニングで「Calbeeひとくち劇場」と毎回始まっていたり、CMには15秒という短い時間で関心をひくための歌や、真似をするフレーズなど、長い歴史のなかで研ぎ澄まされてきたテクニックが詰め込まれている。Web上の動画というCMとは違った世界でも、それを見ることができるのは面白い。

HIKAKIN:意識したことは、ありませんでした。最近CMが見たくて、テレビを買ったので、今度、目をこらして見てみます。

須田:そういえば、HIKAKINさんの本はAmazonで買ったんだけど、レビューを読むとご本人を前にして言えないぐらいの批判が…。

HIKAKIN:ほんとに、そうなんですよ。発売した2013年はまだYouTuberになろうというほどの時代でもなかったし、どこまで突っ込んだこと書いたらいいんだろう、自伝っぽくした方がいいかなあと、すごい悩んで書いたんですけど。

須田:本のなかでは、動画を見てもらうために定期的に更新し、クオリティにこだわって寝ないで良いものを提供し続けたという、HIKAKINさんのいたって真面目な姿が描かれていた。たぶん批判している人は、もっと簡単にYouTubeで一攫千金を狙えると思っていたんじゃないかな。

HIKAKIN:当時だと、毎日動画を投稿している人は少なくて、いまでも決まった時間に公開している人はほぼいないと思います。動画の最後に「チャンネル登録をお願い」と言っている人も少ない。

動画を見てもらうためには、まずは人気のYouTuberの真似することが近道です。大したノウハウがないと言われるけど、批判する前に、まずは本の内容を全部実践してほしいですね(笑)

須田:基本的なことを積み重ねているよね。その経験に裏打ちされているティップスが大事だと思った。

「動画を見ている人が酔わないようにカメラを動かすんじゃなくて自分が寄る」「キーワードは画像だけでなく、オンリップで言った方がいい」「タイトルはスポーツ新聞を参考に」「自分でテロップのアイコンを指す」「決まった曜日の決まった時間に公開する」。

こうしたノウハウは全て自分のベストプラクティス。そこを徹底していることが、誰にも真似できないことだと思います。

※advertimes参照


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HIKAKIN
UUUM ファウンダー / 最高顧問

YouTubeにてHIKAKIN、HikakinTV、HikakinGames、HikakinBlogと4つのチャンネルを運営し、動画の総アクセス数は16億回を突破、チャンネル登録者数は計510万人以上、月間アクセスは1億回を超える。ビートボックスにおいては、ポップからゲームミュージックに至るまで様々なジャンルを口だけで再現するそのスキルは世界中から絶賛され、数多くの人を魅了。2013年にはエアロスミスのツアーに参加。シンガポール、大阪で共演し世界中にその名を轟かせた。ビートボックス以外にもHikakinTVチャンネルでは登録者190万人を超え、顔出しブロガーとしては日本で最も視聴されており、ゲーム実況のHikakinGamesチャンネルにおいても登録者130万人を超え、ゲーム実況ジャンルにおいて日本最大級のチャンネルになっている。

従来型の広告はもう限界…消費者とのコラボが重要な時代に

もはや広告は限界?テレビCMやネット広告は効果減退 動画制作やユーザーとのコラボに活路

SUNTORY×pixiv オランジーナ擬人化プロジェクトの受賞作品「SUNTORY 公式サイト」より

●コンテンツであふれ返る世の中

ブログの普及、CGM(消費者生成メディア)プラットフォームの充実、ソーシャルメディアによる拡散経路の発達に加え、フォロワー数などによる個人評価の「見える化」は、インターネット利用者が自ら情報を発信することのハードルを下げると同時に、そのモチベーションを向上させました。

テキストはもちろん、イラストや動画・音楽など、あらゆる創作物が無料で大量にネット上にあふれることによって、それまでプロによって限定的に作られていたコンテンツの価値が相対的に下がりました。そして、それに伴って音楽や出版などさまざまなコンテンツビジネスが打撃を受け、従来のビジネスモデルからの変更を余儀なくされています。

この動きは、マーケティングにおいても同じです。例えば、従来のように「無料でコンテンツを提供して、ついでに広告も見てもらう」という広告モデルには限界が来ています。

●「無料でコンテンツ見せるから、広告も見てね」モデルの終焉

テレビCMは、ネット上の無料動画コンテンツとの間で競争する必要が出てきました。最近では、テレビで「YouTube」「Hulu」「ネットフリックス」など動画サイトのコンテンツを楽しむこともできるようになってきています。つまり、従来型の地上波で放映されるテレビCMに接触する機会自体が減りつつあるということです。また、テレビを観ていたとしても、CMになるとスマートフォン(スマホ)をいじる、という光景はすでに当たり前になってきています。

同様に、ネット広告もビジネスモデルの変化が起きています。広告ではない、無料のコンテンツがネット上には数多く存在しており、作り手側はわずかな収益を得るより、ユーザーに「承認」されることを期待します。動画共有サイト「ニコニコ動画」では、クリエイター自身がお金を払って自分の作品を宣伝することが可能です。クリエイター自身が、膨大なコンテンツの中から自分の作品を見つけてもらうために、自らお金を払う時代なのです。すぐに広告だとわかるようなバナー広告やテキスト広告は、年々クリックされにくくなってきています。

ニュースアプリなどで叫ばれている「ネイティブアド」の存在もまた、こうしたネット広告の限界を乗り越えるために考えられた仕組みです。広告と非広告コンテンツとの境界線を曖昧にすることで、ユーザーに広告と認識させずにプロモーションを図りたいという思惑です。しかし、この手法はコンテンツだと思ってクリックしてくれたユーザーを「だましうち」することになります。また、そもそもコンテンツ化できる価値があるのであれば、最初から広告として掲載する必要性はない、という自己矛盾をはらんでいます。

では、この時代にマーケティングはどう変化するべきなのでしょうか?

●あふれるコンテンツの中で、ユーザーに自然に「知って」「選んで」もらう方法

「テレビは多チャンネル、ネットはサイトの氾濫、そんな中で、コマーシャルというものを昔のようにまともに見てもらえる、と思うのは時代錯誤だ。今年は、広告などメディアに投じられるマーケティング費用が1000億ドルを超えると思われるが、インターネット上も含めて、それらのほとんどはドブに捨てた金になる」

以上は、企業のネット上におけるプレゼンスを計測するプラットフォームを運営するConductor社のセス・ベスマートニク氏の言葉です。ニュースサイト「TechCrunch」に2月13日に掲載された『Web上のマーケティング効果は広告よりもコンテンツに…Webプレゼンス管理のConductorが$27Mを調達』という記事の中で語っています。

筆者も、彼の意見を支持します。前述のとおり、現在の社会ではコンテンツが流通しやすい環境が整えられています。大量のコンテンツが毎日、コミュニケーションの材料としてシェアされ、リツイートされて消費されています。この状況で、どうやって自社の商品やブランドの認知を図るべきか。筆者は、ふたつの戦い方があると考えています。

1.コンテンツの送り手となり、ユーザーと同じ土俵で無料のコンテンツを戦わせる

今や、企業がオウンドメディアやソーシャルメディアを使って自ら情報発信を行うことは、珍しくありません。業務内容と読者の興味が交わるポイントを記事にして発信していくという手法は、地道ですが正攻法のひとつといえるでしょう。サイボウズが運営する「サイボウズ式」や、日本IBMが運営する「Mugendai(無限大)」などの自社サイトは、代表的なオウンドメディアといえます。

また、スマホの普及によってネット上での動画視聴が当たり前になってきたことに合わせて、各社の動画コンテンツ制作も盛んになってきています。テレビCMに費やしていた予算を、ユーザーを楽しませるための動画コンテンツ制作費に転換する、という流れも珍しくありません。広告ではなくコンテンツを作ることで、より自然に消費者にアプローチするというわけです。

2.ユーザーとのコラボレーションを促進する

企業が自らコンテンツを作るのではなく、コンテンツの送り手とのコラボレーションを図るのも、有効な手段です。ソーシャルメディアの登場は、消費者を雄弁な発信者に変えました。独自に制作した動画を「YouTube」で共有し、広告収入を得るYouTuberに代表される、ネット上のカリスマ的存在も数多く誕生しています。例えば、ソーシャルゲームの会員獲得において、YouTuberとのコラボはとても一般的なものとなりました。

マックスむらい氏と人気ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」のように、プレイヤーの実況動画を見たユーザーがアプリをダウンロードするという流れで、カリスマプレイヤーとアプリ会員獲得の間には切っても切れない関係が生まれています。また、単純に広告によって獲得したユーザーと、実況動画経由のユーザーを比べた場合、後者のほうがアクティブ率が高いといった事例も出てきています。

また、ゲーム実況動画においては、任天堂が動画配信者と広告収益を折半する「Nintendo Creators Program」というサービスを発表しています。コンテンツホルダー自ら、動画配信者に歩み寄ることで、さらなるビジネスチャンスを生もうとしているのです。

イラストコミュニケーションサービスの「pixiv」は、定期的に飲料メーカーなどとコラボイラストコンテストを開いています。作品は商品パッケージとして使われるなど、作品を世に出したいユーザーと企業側の双方にメリットがあるコラボが次々と起きています。クックパッドのレシピコンテストなども同様です。

●ソーシャル時代のマーケティングは「いかに消費者と一緒に楽しめるか」が鍵

これまで、従来型の広告を全否定するような書き方をしてきましたが、もちろん、現状において広告を使わなくてはならない場面は多くあります。例で示したコンテンツ中心のマーケティングにおいても、一気に露出する上では広告・メディアの力を借りなければなりません。

しかし、その一方で、従来型の広告手法とは明らかに違った、コンテンツ主導の新しい時代に変化していることは間違いありません。大切なことは、もはや企業と消費者の間に境界線はなく、マーケティングにも、消費者の隣に寄り添う「友人のような存在感」が求められているということです。

※livedoorNEWS参照

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