Monthly Archives: 4月 2015

GoPro、仮想現実テクノロジや360度動画作成ツール手がけるKolorを買収

GoProは米国時間4月28日、フランスのソフトウェアメーカーKolorの買収を発表した。Kolorは、写真と動画を組み合わせてインタラクティブメディアを作成するテクノロジを手がける企業だ。買収条件は開示されなかった。

GoProの最高経営責任者(CEO)を務めるNicholas Woodman氏は声明の中で、「GoProのキャプチャデバイスとKolorのソフトウェアを組み合わせれば、球状コンテンツのキャプチャと作成、共有を実現する刺激的で非常に使いやすいソリューションを提供することが可能だ」と述べた。

ハンググライダーやロッククライマーの視点から見た、動く「Google Street View」を想像してほしい。そして、それは周囲を見回すだけで制御することが可能だ。それをFacebookが所有する「Oculus Rift」のような仮想現実(VR)ヘッドセットと組み合わせれば、あらゆる場所の風景画像をより現実に近い形で提供できる、とGoProは期待する。


※CNET JAPAN参照

Estore お知らせ(2015年4月度)

2015年4月28日発行
3ヶ月先のトレンド動向と今からやるべき対策
世の中の動きがわかる情報
ビジネススクール スクーリングスケジュール
機能追加のお知らせ
メインテナンスの予告
メディアに取り上げられる場合にはご連絡ください
1 3ヶ月先のトレンド動向と今からやるべき対策
夏ボーナス増加見込み 夏ボーナスキャンペーンを実施しましょう
早いところは6月上旬ぐらいにボーナスを支給し始めます。今年で夏のボーナスは3年連続の増加で、一人当たり平均支給額と支給者数がともに増加する見込みです。これにより、購買意欲の改善が見込めるとの調査結果もあります。購入される商品は洋服、パソコン、家具の割合が多く、金額の大きい商品も購入されるので、商材を問わず期間限定の夏ボーナスキャンペーンを計画しましょう。6月下旬~7月下旬の期間で、2週間を目安に実施しましょう。

お中元ギフトはできれば送料無料で対応しましょう
2ヶ月後はお中元の時期。お中元の検索ボリュームは5月上旬から増え始め、7月上旬にピークを迎えます。消費者がお中元ギフトを選ぶ際、重視する点はブランドの認知度や、安心・安全、高品質感などですが、購入の後押し効果は「送料無料」が一番大きいと答えています。また、5月中に送料込みの早割対応をする百貨店が多いです。転換率を上げるため、できれば送料無料で対応しましょう。送料を設定する

各種バナーをご活用ください
夏ボーナスセール、お中元特集、七夕などの 7月のイベントバナー をご用意しました。その他イベントバナーはこちら4月5月6月販促バナー

食品・グルメ店舗向けの特別講座を開催いたします
5月15日(金)、東京本社にてEストアーとおとりよせネットとの共催セミナー「食品・グルメ店舗向けネットショップ繁盛セミナー」を開催いたします。食品・グルメ店舗に特化した集客と店作りの施策、おとりよせネットの活用方法をご紹介いたします。先着30名で、受講料は税込10,800円。お中元商戦のご参考にお早めにお申し込みください。

2 世の中の動きがわかる情報
販促に使えるイベントカレンダー
5月~7月のイベントカレンダー(PDF)
イベントキーワードのまとめ
5月 母の日、ゴールデンウィーク、こどもの日、アウトドア、旅行、遠足、運動会
6月 梅雨、湿気対策、夏に向けた準備、父の日、ダイエット
7月 夏のボーナス、UV対策、節電対策、花火大会、夏休み、お中元

気象庁発表 季節予報
5月~7月の天候の見通し(PDF)

今月のおすすめイベント
第3回通販ソリューション展

ネットやモバイルを活用した通販に関するシステムやサービスを一堂に集めた専門展
東京
5月13日(水)~5月15日(金) (ビッグサイト)

西日本インポートフェア&食メッセ2015

家具、インテリア装飾品、玩具、趣味のもの、食品など、世界のインポート商品が揃う西日本最大規模の展示会
北九州
5月2日(土)~5月6日(水) (西日本総合展示場 新館)

3 ビジネススクール
スクーリングスケジュール
  【特別講座】食品・グルメ店舗向けネットショップ繁盛講座

「おとりよせネット」を運営するアイランド株式会社と共催セミナー。食品・グルメに特化した施策を学べます。
東京
5月15日(金) 13:00~17:00 ( 新橋・虎ノ門 )

詳細・申し込み

総合(入門)鉄板基礎講座

初めてネットショップ運営をされる方向け。集客と店づくりの基礎を学べます。
東京
5月12日(火) 13:00~17:00 ( 新橋・虎ノ門 )
6月10日(水) 13:00~17:00 (〃)
7月8日(水) 13:00~17:00 (〃)
大阪
5月22日(金) 13:00~17:00 ( 新大阪 )
6月18日(木) 13:00~17:00(〃)
7月24日(金) 13:00~17:00 (〃)

詳細・申し込み

総合(初級)月商30万突破講座

初受注後、売れ筋として育てる商品の決め方、集客方法とお店づくりを学べます。
東京
5月14日(木) 13:00~17:00 ( 新橋・虎ノ門 )
7月9日(木) 13:00~17:00 (〃)
大阪
6月19日(金) 13:00~17:00 (新大阪)

詳細・申し込み

総合(中級)月商100万突破講座

繁盛店の事例をもとにお店づくりの極意からリピート対策まで総合的に学べます。
東京
6月12日(金) 13:00~17:00 ( 新橋・虎ノ門 )
大阪
7月23日(木) 13:00~17:00 (新大阪)

詳細・申し込み

メールマガジン活用講座

メルマガの企画立案から原稿作成、効果測定まで実例を交えて学べます。
東京
5月20日(水) 13:00~17:00( 新橋・虎ノ門 )
大阪
5月27日(水) 13:00~17:00 (新大阪)

詳細・申し込み

専門講座セミナーDVD

Googleアナリティクス、SEO、写真撮影などのノウハウを好きな時に学べます。

詳細・購入

4 機能追加のお知らせ
定期購入・頒布会の2回目以降のお届けにもポイントを使えるようになりました
今まで定期購入・頒布会では初回のお届けにしかポイントを使えませんでした。現在は、2回目以降のお届けにもポイントを使えるようになりました。お店が設定したうえでお客さんが申し込めば、お客さんが保有している全ポイントを自動的に毎回使います。定期購入・頒布会のお得感が増すので、ずっと継続して利用してもらいやすくなります。
詳しくはこちら

 日本初!Google 認定ショッププログラムに対応しました
Google 認定ショップは、お客さんがインターネット上で安心して買い物できるように支援するプログラムです。認定ショップで本プログラムを有効にして購入したお客さんは、Googleの購入補償を無料で受けられます。一定の審査を通過した店舗さんだけが参加でき、お店ページにGoogle 認定ショップバッジを表示して信頼性をアピールできるので、新規顧客の獲得と売上アップを期待できます。
詳しくはこちら

 のし・ラッピングの案内文を、スマートフォンや携帯のカート画面にも表示できるようになりました
今まで、のし・ラッピングの案内文は、カート画面ではパソコン用お店ページにしか表示できませんでした。今後は、スマートフォン用と携帯用のカート画面にも、のし・ラッピングの案内文を表示できるようになりました。スマートフォンや携帯でも、のし・ラッピングについてわかりやすくなるので、利用されやすくなります。
詳しくはこちら

 「後払い(コンビニ、郵便局、銀行)決済」の請求書に記載するお店の情報を管理画面から変更できるようになりました
今までは、請求書に記載するお店の情報を変更するにはストアーデスクに連絡していただく必要がありました。今後は管理画面から変更できるようになりました。これにより変更処理の負担を軽減できます。
詳しくはこちら

  獲得予定ポイントの表示を自由にアレンジできるようになりました
今までは獲得予定ポイントは商品ページに必ず表示していましたが、今後は、表示/非表示を切り替えられるようになりました。さらに文字のサイズや色を変更できるようになりました。これによりお店ページの表現に強弱をつけられるので、アピールしたい項目を強調できます。
詳しくはこちら

  受注台帳のブラックリストに登録できる条件を500件まで増やしました
今まで、受注台帳のブラックリストに登録できる条件は50件まででしたが、500件まで登録できるようになりました。検知できる精度が上がるので、スムーズに受注を処理できます。
詳しくはこちら

  予約商品の「カートに入れる」ボタンを編集できるようにします 5月予定
今まで予約商品の場合も「カートに入れる」ボタンを表示していましたが、今後は「予約する」などのボタンへ自由に変更できるようにします。またEストアーモバイルのショッピングカートでもボタンを変更できるようにします。よりお客さんにわかりやすい表示にできます。

  複数の送付先を指定した注文をスマートフォン用お店ページからもできるようにします 5月予定
今までは複数の送付先を指定する注文はパソコン用お店ページからしかできませんでした。今後は、スマートフォン用お店ページからも複数の送付先を指定する注文をできるようにします。管理画面で複数送付先の利用を許可していれば、スマートフォン用お店ページからも複数の送付先を指定して注文できます。これにより、おもにスマートフォンを使って購入しているお客さんに対する売上の増加を期待できます。

  商品にオプション価格を設定できるようにします 今夏予定
名入れなどの加工サービスやパソコン商材などのスペックアップなどに対応できるように、本体価格に対して料金をプラスしたりマイナスしたりできるようにします。さらに1つの商品に10個までオプションを設定できるようにします。お客さんのニーズに合わせてより柔軟に注文を受けられます。

  定期購入のお届けサイクルを4か月以上も選べるようにします 5月~6月予定
今まで定期購入のお届けサイクルは「3か月に1回」が最長でしたが、今後は「4か月に1回」や「8か月に1回」なども選べるようにします。最長で「12か月に1回」も選べるので、より商品の特性やお客さんの要望に合わせたタイミングでお届けできるようになります。

  ポイントの有効期限を最大120か月まで設定できるようにします 5月予定
今までポイントの有効期限は最大で24か月でしたが、今後は120か月まで設定できるようにします。リピート周期の長い商材でもポイントシステムを活かせるので、リピーターの獲得に役立ちます。

それぞれの続報は、次号以降にてお知らせします。リリース日には管理画面のお知らせ欄にてご案内します。
5 メインテナンスの予告
2015年5月20日(水)午前2:00~午前8:00予定
2015年6月17日(水)午前2:00~午前8:00予定今月の店舗分析レポートは5月7日(木)に更新予定です。
6 メディアに取り上げられる場合にはご連絡ください
以下の条件にあてはまる店舗さんはご連絡ください。アクセス集中による機会損失を防ぐため、対象の日や時刻に回線や処理量を融通します。ご連絡はテクニカルサポート(0570-05-1210、sp@Estore.co.jp)までお気軽にどうぞ。
・月間の受注が5,000件以上で、かつ通常月の2倍ほどのアクセス集中が見込まれる場合
・商品や店舗がテレビや雑誌、有力メディアで取り上げられる予定がある場合
・なんらかの事由で計画外に突然人気が急上昇したとき

 

教えます!クリックされる広告文のちょっとしたコツ

Yahoo! プロモーション広告Yahoo!プロモーション広告をご利用いただき、誠にありがとうございます。

広告主の皆様、スポンサードサーチで運用しているキーワードの見直しは
定期的に行っていますか? キーワードの見直しができたら、次は広告の
見直しと改善が必要です。

今回は、クリックされる広告文のちょっとしたコツをご紹介します。

「広告は表示されているのにクリック率が上がらない」、「そもそも、
どんな広告文にすればよいのか分からない」など、広告文の作成にお
悩みの方も多いことでしょう。広告文の見直しに、ぜひ、ご活用ください。

さっそく、このメールに沿って、広告文の見直しを行ってみましょう。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
▼▽  広告管理ツールにログイン ▼▽
https://promotionalads.business.yahoo.co.jp
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

1. クリックされる広告は、ココが違う
2. クリック率の高い広告文はどっち? 答えはA/Bテストで
3. 「広告表示の最適化」でA/Bテストを実施

1. クリックされる広告は、ココが違う

Yahoo!プロモーション広告は、広告がクリックされるごとに、見込み顧
客を広告主様のウェブサイトに誘導します。クリック数が多いほど、多
くの見込み顧客を誘導し、成約につなげる確率を増やしているといえる
でしょう。

それでは、クリックされる広告文の4つのコツを、具体的な例を使ってご
紹介します。ぜひ、ご覧ください。

・クリックされる広告は、ココが違う
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/startnavi/ss/ss_navi16.html

2.  クリック率の高い広告文はどっち? 答えはA/Bテストで

一番クリックされた広告はどれなのか、コンバージョンにつながった広
告はどれなのかなど、広告効果を比較し、最も効果の高い広告を把握・
決定する「広告のA/Bテスト」は、広告運用において最も重要な施策です。

しかし、A/Bテストはなんとなく思いついた広告文を適当にテストしてい
ても、広告効果は思うように上がりません。A/Bテストで効果を上げる広
告の作成方法を、簡単に2ステップで教えます。

・クリック率の高い広告文はどっち? 答えはA/Bテストで
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/startnavi/ss/ss_navi17.html

3. 「広告表示の最適化」でA/Bテストを実施

テストする複数の広告を1つの広告グループに登録したら、A/Bテストの
スタートです。A/Bテストには、キャンペーン機能にある「広告表示の
最適化」を使います。

「広告表示の最適化」は、テストの目的や広告主様の状況に合わせて、
3種類から選択して設定することが可能です。システムが自動でA/Bテス
トを行う初心者向けの方法や、自らさまざまな角度から比較・検証した
い場合など、手動でテストを行う上級者向けの方法があります。

「広告表示の最適化」の設定方法をご覧ください。

・「広告表示の最適化」でA/Bテストを実施
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/startnavi/ss/ss_navi18.html

広告は、何度もA/Bテストを繰り返すことで、クリック率の最大化を実現
します。さらに、クリック率が向上することで品質インデックスも上がり、
クリック単価が下がる可能性があります。同じ広告予算額でより多くの
クリックを獲得することができるようになるのです。

効率よく広告を運用していけるように、継続して、広告の見直しを実施しましょう。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
▼▽  広告管理ツールにログイン ▼▽
https://promotionalads.business.yahoo.co.jp
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Twitterプロモ商品は、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に
広告を掲載できるサービスです。
詳細はこちらから!
http://promotionalads.yahoo.co.jp/service/twitter/index.html

今後も広告運用に役立つ情報を定期的にお届けしてまいりますので、どうぞご期待ください。
ご不明な点がございましたら、お客様サポートセンターまでお気軽にお問い合わせください。
今後ともYahoo!プロモーション広告をよろしくお願い申し上げます。

 

Yahoo! JAPANのトップページに広告がだせる!インフィード広告がついに登場【Yahoo!プロモーション広告】

yahoo

Yahoo! プロモーション広告Yahoo!プロモーション広告をご利用いただき、ありがとうございます。

Yahoo! JAPANのトップページに、広告がだせる!
注目の『インフィード広告』が登場!

 

http://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/campaign/infeed/index.html

「インフィード広告」 は、スマートフォン版「Yahoo! JAPAN」の新しい
トップページをはじめとしたタイムライン型のページに最適な形で広告を
表示する、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の新しい広告掲載
方式です。
↓    ↓    ↓    ↓    ↓

スマートフォン版「 Yahoo! JAPAN」のトップページに、広告がだせる!
‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

4月より従来のスマートフォン版「Yahoo! JAPAN」のトップページから、
タイムライン型の新しいデザインのトップページに切り替え可能となりました。
■インフィード広告のPoint

◎ターゲティング機能で、的確にアプローチできる

◎タイムライン型のページにあわせて、広告レイアウトを最適化して配信

◎設定がかんたん

◎画像プレビューツールで配信イメージを確認できる

▽注目のインフィード広告が登場
http://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/campaign/infeed/index.html

2015年5月20日(水)には、タイムライン型の新しいトップページ
に完全リニューアルする予定です。
ゴールデンウイークにはスマートフォンの利用がさらに増加します。
今から『インフィード広告』を開始いただくことをお勧めいたします。
『インフィード広告』をぜひご活用ください。

・Yahoo! JAPANのトップページに、広告がだせる!
注目の『インフィード広告』が登場!!
http://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/campaign/infeed/index.html

・『インフィード広告』の詳細、運用ポイント
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/course/ydn/ydn/infeed.html

・お客様サポート よくある質問
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/blog/customersupport/index.html

ご不明な点がございましたら、下部に記載のお客様サポートセンターまで
お問い合わせください。

Yahoo!プロモーション広告 お客様サポートセンター
TEL:0120-559-703(平日9:00~18:00 土日祝休)

今後ともYahoo!プロモーション広告をよろしくお願い申し上げます。

モバイル広告、2014年の米インターネット広告総売上の25%に

IABが毎年発表する米インターネット広告調査によると、2014年の総売上高は過去最高の495億ドルで、フォーマット別で最も多かったのは検索広告。モバイル広告は前年比76%増となり、全体の25%を占めた。

米ネット広告団体Interactive Advertising Bureau(IAB)と米コンサルティング企業PricewaterhouseCoopersは4月23日(現地時間)、米国における2014年のインターネット広告に関する調査結果を発表した。

2014年のインターネット広告全体の売り上げは、前年比16%増の495億ドルで、過去最高を更新した。5年連続で2桁台の成長を続けている。

モバイル広告の売上高は前年比76%増の125億ドルで、売り上げ全体に占める割合が8ポイント増え、25%となった。

 iab 1売上高推移(濃い赤がモバイル。資料:IAB Internet Advertising Revenue Report)

それでも広告フォーマット別で最もシェアが高いのは依然として検索広告で、38%だった。モバイル広告が2位で、バナー広告、動画広告と続く。

また、モバイル広告の内訳ではディスプレイ広告が49%、検索広告が48%だった。

 iab 2広告フォーマット別シェア(資料:IAB Internet Advertising Revenue Report)

Facebookが注力している動画広告も17%と2桁台の伸びだが、33億ドルで、まだ全体の7%にすぎない。

詳しいリポートはこちら(リンク先はPDF)で参照できる。

※ITmediaニュース参照

モバイル広告、2014年の米インターネット広告総売上の25%に

IABが毎年発表する米インターネット広告調査によると、2014年の総売上高は過去最高の495億ドルで、フォーマット別で最も多かったのは検索広告。モバイル広告は前年比76%増となり、全体の25%を占めた。

 

米ネット広告団体Interactive Advertising Bureau(IAB)と米コンサルティング企業PricewaterhouseCoopersは4月23日(現地時間)、米国における2014年のインターネット広告に関する調査結果を発表した。

2014年のインターネット広告全体の売り上げは、前年比16%増の495億ドルで、過去最高を更新した。5年連続で2桁台の成長を続けている。

モバイル広告の売上高は前年比76%増の125億ドルで、売り上げ全体に占める割合が8ポイント増え、25%となった。

 iab 1
売上高推移(濃い赤がモバイル。資料:IAB Internet Advertising Revenue Report)

それでも広告フォーマット別で最もシェアが高いのは依然として検索広告で、38%だった。モバイル広告が2位で、バナー広告、動画広告と続く。

また、モバイル広告の内訳ではディスプレイ広告が49%、検索広告が48%だった。

 iab 2
広告フォーマット別シェア(資料:IAB Internet Advertising Revenue Report)

Facebookが注力している動画広告も17%と2桁台の伸びだが、33億ドルで、まだ全体の7%にすぎない。

詳しいリポートはこちら(リンク先はPDF)で参照できる。

※ITmediaニュース参照

Google、12%の増収 「YouTubeは広告収入に貢献している」

Googleの1~3月期の決算は、アナリスト予測は下回ったものの、増収増益だった。同社は、CPC(クリック単価)が減少しているのはYouTubeのTrueViewの影響で、これを除けば“健全に”伸びていると説明した。

 

米Googleが4月23日(現地時間)に発表した2015年第1四半期(1~3月期)決算は、売上高は前年同期比12%増の172億5800万ドル、提携企業に支払う手数料(TAC)を除く実質売上高は139億1300万ドル、純利益は4%増の35億8600万ドル(1株当たり5.20ドル)の増収増益だった。非GAAPベースの純利益は5%増の45億3200万ドル(1株当たり6.57ドル)だった。

売上高、非GAAPベースの純利益ともに、アナリスト予測(売上高は175億ドル、純利益は6.60ドル)を下回った。

パトリック・ピシェットCFOは発表文で、為替の影響を除けば売上高の伸びは17%だったと強調した。

 google 1売上高推移

検索と連動した広告の伸びを示すペイドクリック数は13%増加。Googleサービスのペイドクリックは25%増だったが、パートナーサイトのペイドクリックが12%減だった。

モバイル端末の普及で下落が続いているクリック単価(CPC、クリックごとに広告主がGoogleに支払う単価)は7%のマイナスだった。

 google 2ペイドクリック数とCPCの推移

同社は米Facebookとは異なり、モバイル広告の広告収入全体に占める割合を公表していない。

トラフィック獲得経費(TAC)は33億4500万ドルで、広告売上高の22%を占めた。

広告以外からの売り上げ(Google Playのアプリやハードウェア、Google for Workなど)は23%増で、売上高全体に占める割合は1割だった。

同四半期末時点の正社員数は、前期より1819人増え、世界で5万5419人。新たに雇用したのはほとんどがエンジニアという。

業績発表後の電話会見でピシェットCFOは、検索広告が不調だというアナリストの見解は「間違っている」とし、CPCについて説明した。同氏によると、CPCが減少しているのはモバイル広告が伸びていないせいではなく、YouTubeのTrueViewの増加の影響だという。TrueViewとは、YouTubeの動画が始まる前や検索結果に表示される動画広告。クリックされるか、一定秒数以上再生されないと広告コストが発生しない。

同氏は、TrueView広告の除けばCPCの成長率は“健全”だと説明し、YouTubeの広告収入への貢献は拡大していると語ったが、TrueViewあるいはYouTubeからの具体的な売上高は明示しなかった。

既に後任が決まっているピシェット氏が電話会見に参加するのはこれが最後。会見の最後に「退社後は妻とバックパックを背負って世界中を旅するので、もし私を見かけたら声をかけてください」と語った。

※ITmediaニュース参照

導入後のCVRは140%! キュービックホールディングスが語る、広告運用PDCA改善への過程

 ネット集客やデジタル広告代理店を営むキュービックホールディングスでは、増大するリスティング広告の運用負荷を軽減するため、マリンソフトウェアのオンライン広告運用プラットフォーム「Marin Search Enterprise」を導入。その改善効果とCVR大幅向上に成功した。何故そのようなことが可能だったのか、秘密に迫る。

消費者視点のストーリー構築力が重要

キュービックホールディングスは、デジタル広告を中心とする広告代理事業や、インターネット集客代行などを営むデジタルエージェンシー。増大するリスティング広告の運用負荷を軽減するため、マリンソフトウェアが提供する広告運用プラットフォームMarin Search Enterprise を導入。業務状況の改善と、CVR大幅向上を果たした。改善成功の過程を同社代表取締役CEOの世一英仁氏とディレクターの小川正隆氏に聞いた。

株式会社キュービックホールディングス 代表取締役 CEO 世一英仁氏(左)、同社アドストラテジーディビジョン ディレクター 小川正隆氏(右)
株式会社キュービックホールディングス 代表取締役 CEO 世一英仁氏(左)
同社アドストラテジーディビジョン ディレクター 小川正隆氏(右)

 キュービックホールディングスには、ほかの広告代理店にはないユニークな特長がある。それは自社でWebメディアを運用して広告媒体としての価値を高め、広告主に広告出稿をしてもらうビジネスモデルも展開していること。一般の広告代理店や、リスティング広告など運用型広告の代行業者は、広告主から広告費を預かって運用し、手数料を取るものだが、キュービックホールディングスは、メディア運営事業と広告代理事業を融合した形で、広告主の利益を最大化する広告戦略を展開する。

例えば同社が運営するメディア内に掲載した純広告記事に対しては、記事を掲載して終わりではなく、その記事ページや広告主のランディングページへの集客もフォロー。コンバージョンを上げるため、リスティング広告に使うキーワード選定や運用までを請け負うといった具合だ。報酬は成果に応じて支払われるため、広告主にとってはほぼリスクゼロで効果的な広告戦略が展開できるわけだ。

「広告費を預かって運用するタイプのビジネスモデルと違い、自社でコストを負って広告媒体となるWebメディアを運営しているため、1円も無駄にできません。リスティング広告の運用も、すべて当社負担で行っています。クライアント企業と同じ立場に立ちながら、プロフェッショナルとしてのノウハウで広告を運用し、収益向上を支援するのが最大の強みです」(世一氏)

特長はほかにもある。それは広告の制作から運用、メディア運営まで一気通貫で行っていること。多くの広告代理店や制作会社では、「運用だけ」「制作だけ」というように受け持ち範囲やフォローする媒体が分断されており、一貫したブランディングストーリーを作り上げることが難しい。一方で消費者は、1つの製品を購入する際にも、さまざまな比較ページを見て悩み、広告主のサイトに行って検討し、また比較ページを見て考え、ようやく購入に至る……と、さまざまな媒体やプロセスを行ったり来たりするのが普通だ。そのため、検索から購買や登録までに消費者の行動を促すためのストーリー作りが重要になる。

その点、キュービックホールディングスは、広告の制作・運用・メディア運営まで一括して行うため、こうした消費者視点のストーリー構築において、他社にはない強みがある。しかし、手間をかける分だけ、現場の人手も必要になる。これが同社の大きな経営課題だった。

リスティング広告の運用負荷が極限状態に

キュービックホールディングスが現在運営しているメディアは「金融」「求人」「美容」「士業」の4ジャンル。

 弁護士や税理士、司法書士など「士業」のサイトを運営・集客するチームに所属する小川氏は、Google AdWordsやYahoo!プロモーション広告などのリスティング広告の運用を担当するほか、サイトのデザイン、改善など、マルチに業務をこなしている。だがリスティング運用にかかる負荷が大きくなり、サイト改善にまでなかなか手が回らなかった。人手を増やしたくても、ノウハウの共有や教育が難しいため、「増やしたくても増やせない」という状態だったという。

リスティング広告の効果を上げるためには、日々の運用業務が欠かせない。例えば集客数が見込めるキーワードを選んだり、日々の予算配分に無駄や抑制がないか確認したりと、気を抜けない業務だ。「すべては自社コストなので、担当者が管理画面に就業時間中ほとんど張り付く必要があり、非常にシビアです」(世一氏)

常に最適化を行わないと、たちまち獲得数は悪化してしまう。だがこうした運用ノウハウは属人化しがちなので、人材採用を増やしても教育が難しく、一人前になるのは難しい。キュービックホールディングスでは、小川氏のほか、学生インターンにもリスティング広告の運用業務を割り振っていたが、「人によって向き・不向きがあり、学生全員の技術を一定に保つのは非常に難しいという現実がありました」と小川氏。また学生の場合、試験期間や帰省時期には来社することができず、その期間はフォローが手薄になってしまうという問題もあった。

担当者1名につき、担当するのは20アカウント前後。すべてのアカウントについてデータ分析やレポート作成を行う手間を考えると、人手もしくは自動化ツールが必要だった。そんな時に出会ったのが、マリンソフトウェアだ。小川氏によると、その出会いはユニークなものだったという。

国内製から考えを変えたきっかけは、他社からの推薦

 「実はマリンソフトウェアを知ったきっかけは、アクセス解析ソリューションを展開している他社の方から教えていただいたことです。競合にもなりかねない製品を推薦してくれるのだから、優れたツールだろうと考えました」小川氏は語る。

限られた人数で作業を効率化するには、人間の手作業を削減する方法しかない。こうした思いから小川氏は、「できれば日本製のツール」ということを念頭に、国内のアドテク関連企業にヒアリングを重ね、最適なソリューションを探していた。そんな中、アクセス解析ツールの企業から「リスティング広告ソリューションなら、マリンソフトウェアがお勧め」だと教えられたという。

一方、数多くの海外カンファレンスに参加してきた世一氏は、マリンソフトウェアについては見知っており、「こうした運用広告ソリューションに関しては、やはり海外の方が一日の長があるためノウハウも蓄積されている」と判断。念のために類似ツールを数社ほど含め、検討を開始したという。

費用対効果を検討したところ、最もパフォーマンスが良かったのがMarin Search Enterpriseだった。マリンソフトウェアの検索広告ソリューションは、Google AdWordsを始め、国内外の主要なリスティング広告すべてに対応している。当初、「日本国内でしか展開していないYahoo!プロモーション広告に対応していないのでは」という懸念があったが、海外はもちろん、日本国内のニーズにも確実に対応していることが分かった。一度キャンペーンを登録すれば、自動で最適な運用を実行するほか、複雑な運用に関しては例外管理を適用することで、細かな要件に合わせて運用を最適化する。こうした機能と費用対効果を見て、導入を決めた。

導入直後は不安もあった

 もちろん、導入に不安がなかったわけではない。世一氏は、「繰り返しになりますが、運用は属人的な作業です。なので導入するまでは、ツールでどこまで自動化できるのか分かりませんでした。そのため導入直後は、システムの挙動について、現場にかなり細かい部分までヒアリングしていました」と語る。実際、自動化ツールによっては、管理画面から目を離した途端にCPCが突然上がったり、キャンペーンが突然停止したりするという不具合もある。それを心配したわけだ。

また、効果の問題もあった。前述のとおり、リスティング広告の運用に当たっては人的作業もコストもすべてキュービックホールディングスが負っている。最適なリスティングでランディングページや広告ページまで誘導はできたとしても、実際にランディングページから商品やサービスの購入・登録が完了するとは限らない。そのため、広告主の求める最終的なコンバージョンと、広告運用プラットフォームで管理するサイトへの集客との間にズレが生じる。これについては、広告主に集客状況を連絡し、最終コンバージョンのフォローに努めた。

こうした種々の不安がありながらも、実際に稼働してみると、作業負荷はみるみる削減できた。管理画面に張り付いていなくても、リスクを自動的に排除して運用を最適化するといった効果が表れ始め、小川氏はその分をサイト改善に費やすことが可能になってきたという。

リスティング作業工数は劇的に削減、CVRが140%に!

作業負荷の変化で小川氏が最も実感できたものが、レポーティング作業だという。運用のモニタリングや広告効果に関する指標は多数あり、レポートを書く際にはどうしても数字を加工する手間が生じる。だがマリンソフトウェアのレポート機能により、同じテンプレートで必要な数字が抽出できるようになり、作業工数が大きく削減した。「以前は午前中一杯かかっていた作業が、いまは半分以下になりました」(小川氏)

空いた時間をサイトデザインや改善作業に費やせるようになったほか、全体のPDCAサイクルも早くなったという。運用広告は、競合会社の状況はもちろん、季節変動の影響も大きい。そのため、CVR改善策を実施して効果があったとしても、そのまま放っておくとあっという間に下がってしまう。再びCVRを向上するには、なぜ下がったのかという原因究明が必要だ。

Marin Search Enterpriseを導入したことで、そのサイクルが迅速化。これまで数か月に1度実施するのが精一杯だった「ストーリーの見直し」の頻度が上がり、その結果、導入前と比べてCVRが140%向上した。「効果を上げるには、リスティングの運用だけでなく、ユーザーの訴求ポイントや消費者ニーズを把握して、最適なキーワード選定やサイト改善を行うことが重要です。Marin Search Enterpriseの導入により、そこに割ける時間が増え、CVRの改善につながりました」(小川氏)

さらに、想定していなかった効果もある。それは1つの画面で、過去の広告パフォーマンスを比較できるようになったことだ。Yahoo!プロモーション広告の場合、期間ごとでパフォーマンスを比較するには複数のウィンドウを開く必要があった。しかし、現在では一画面でGoogle AdWordsもYahoo!プロモーション広告も関係なく比較できる。「こうした使い勝手の良さが、現場の運用担当者に刺さる部分です」(小川氏)

企業の成長・拡大に向け、さらなる期待

今後、キュービックホールディングスではマリンソフトウェアをどのように活用していくのか。この点について小川氏は、2つの可能性を述べる。

1つは広告クライアントを今まで以上に増やすこと。これまでは人手の限界があり、クライアント数の拡大にも不安があったが、Marinがあることで煩雑で難しい運用広告のフォローが楽になる。もう1つは、対象となる広告媒体を増やすこと。

現在同社では、マリンソフトウェアを活用して主にリスティング広告を運用しているが、その対象を広げ、ディスプレイ広告やDSP、またソーシャル広告などにも展開することを視野に入れている。当然、管理画面も増え、新たな用語や運用法などを覚えていく必要がある。そうしたこともマリンソフトウェアの活用を通して伸ばしていきたいと考えているという。

クライアント、広告媒体を増やし、企業の成長を加速するにはマリンソフトウェアが重要なカギとなるわけだ。キュービックホールディングスの今後の成長に期待がかかる。

※Markezine参照

リスティング広告をフルオートメーション化!テコラス、広告運用支援「ADmatic」を提供開始

一目でわかる記事のポイント

テコラスがリスティング広告の運用支援サービス「ADmatic」を提供開始
キーワードとURLを用意するだけで、統計データを活用した広告タイトルと広告文を生成
24時間365日対応のリスティング広告のフルオートメーション化を実現

自動最適化プラットフォームが、休むことなくリスティング広告の費用対効果を最大化

テコラス株式会社(以下、テコラス)は、リスティング広告(検索連動型広告)の自動最適化と自動運用が可能な広告運用支援サービス「ADmatic(アドマチック)」の提供開始を4月22日に発表した。

「ADmatic」(http://admatic.jp/)は、メインとなるキーワードと対象サイトのURLを用意するだけで、統計データを活用した広告タイトルと広告文を生成。また、検索されるワードに応じた最適なキーワードを自動設定できるサービス。24時間365日の自動運用と専任スタッフによるハイブリッド型の運用で、時間単位でのキーワード変更等、従来では困難だった効果を最大化するための細かな修正対応を提供する。さらに、マルチデバイスに対応したWebレポート機能により、日々の進捗確認など、全情報の集計閲覧が可能。これにより広告担当者は、効果の高いリスティング広告を簡単に開始・運用することができる。

利用料金は、媒体掲載費は消化した分だけの請求で、口座開設や入金作業は不要。料金プランは、システム利用料月額20,000円(税別)・広告掲載費用月額50,000円(税別)からのビギナーズプランをはじめ、大規模な予算のWeb広告を対象とするシステム利用料月額150,000円(税別)・広告掲載費用月額300,000円(税別)からのコマースプランまで、幅広く用意されている。

同サービスの開始のニュースには、ついに感性に訴える広告文までも機械が生みだす時代になったと感じさせられる。テコラスの資料によれば、休みないリスティング広告のフルオートメーション化により、コンバージョン数が6倍にもアップした事例もあるとのこと。リスティング広告においては、検索する人がどんなキーワードに反応するか、確かにその統計データが重要になる。同サービスは、EC事業における広告費の見直しに大きく貢献するのではないだろうか。

※ECのミカタWEB参照

「ウェブ広告やめる」。成果を上げるコンテンツマーケティング戦略をガシー・レンカー・ジャパンの事例から学ぶ

コンテンツサイト「ニキペディア」を軌道に乗せ、一部を除きウェブ広告の停止を検討、浮いた広告原資は顧客還元に

ガシー・レンカー・ジャパン(GRJ)がブランド再構築に乗り出している。これまでテレビCMを軸に展開。著名なタレントや歌手、女優を使ったプロモーションは、「プロアクティブ」の名を一気に世に知らしめた。だが、性別や世代の別なく“オールターゲット”に訴求するこれまでのやり方は、一方で「ブランド価値の希薄化」を招く要因に。ニキビケア化粧品市場の縮小という向い風も吹く。売上高が200億円弱(通販新聞推計)で踊り場を迎える中、新たに立ち上げたウェブコンテンツ「ニキペディア」で再浮上を図れるか。

崩れた「ニキビ=GRJ」の図式

「ニキペディア」立ち上げの背景には、ブランド価値の希薄化がある

かつては、眞鍋かをりさんをはじめ著名人をイメージキャラクターに起用。「60日間返金保証」「日米売上実績№1」といったコピーで訴求するシンプルなコミュニケーションが成立していた。

だが、2011年以降、市場の競争環境が変化。テレビの考査が厳しくなり、露出が減った。他社ブランドに加え、「ニキビ=治療」といった情報発信を行う皮膚科クリニックも台頭。ウェブにはニキビを巡るさまざまな情報溢れ、「ニキビ=プロアクティブ」の図式は崩れた。

実際、顧客とのギャップはウェブにも表れている。グーグルトレンドで「プロアクティブ」と「ニキビ」を比較すると、「1対2~3」で推移していた検索ボリュームが11年を境に大きくかい離。今では15倍前後の開きが生まれている

ガシー・レンカー・ジャパンのコンテンツマーケティングサイト「ニキペディア」

68%の割引価格で限定セットを展開するなど広告原資を顧客に還元する試みを進める「ニキペディア」

「誰でも対象」でぼやけた“価値”

そもそも「プロアクティブ」の強みは、「思春期ニキビ」や「大人ニキビ」など肌悩み、世代、性別を問わず“オールターゲット”に訴求できること。ただ、その説明は難しい。「『何にでも効きます』となると、『本当?』と疑うのが、消費者の素直な反応。そんな商品より『敏感肌用』と言われる方が『自分向け』と認識できる」(藤原尚也デジタルマーケティング部シニアマネージャー)ためだ。だからこそ、“私も治りました”という著名人のシンプルなコミュニケーションが必要だった。

11年当時は、スマホの普及でデジタルデバイスが大きく変化した時期と重なる。ところが、GRJのプロモーションは相変わらずテレビに依存。「ニキビにどう働きかけるか、丁寧に説明していくことが重要だが、15秒、30秒のCMでは伝えきれない」(藤原氏)。マーケティング構造の改革を迫られる中、その足がかりとして13年末に立ち上げたのが「ニキペディア」だった

「ニキビ」の集合知でポジション獲得

ニキビと生活習慣との関係やニキビケアの方法、巷で噂されるあらゆるニキビ関連の話題を取り上げ、検証する情報サイト「ニキペディア」は、企業発の情報コンテンツで消費者とコミュニケーションをとる「コンテンツマーケティング」と呼ばれる手法をとる。「ニキビ+背中」「プロアクティブ+くちコミ」など、ニキビケアに関連するウェブの検索ワードで常に上位を獲得できれば、ニキビに関心をもった層は「ニキペディア」に集まり、その結果「ニキビ=プロアクティブ」とのブランドイメージも獲得できる。新規客との接点にもなる。ただ、マーケティング色が強ければユーザーに嫌われる。

慎重な舵取りが必要な中で定めた編集方針は3つ。「自社商品に限らず『ニキビケア商品』『生活習慣改善』『流行』を網羅した情報を“実体験”をもとに記事にすること」「検索するユーザー目線で作成すること」「商品を売り込まないこと」だ。

記事は「1キーワード=1ペルソナ」を明確にして制作(=表)。「『ニキビ』+『○○』」を基本に、「『プロアクティブ』+『○○』」といったアプローチも使う。検索ボリュームを確認し、社内のスキンケアアドバイザーや提携クリニックへの取材、カスタマーサポートに寄せられる顧客の声、関連書籍を通じた確認を行い制作していく。

ガシー・レンカー・ジャパンの「ニキペディア」に掲載した記事の設定、読者層のイメージ(一部)

「ニキペディア」に掲載した記事の設定、読者層のイメージ(一部)

ウェブ広告原資、顧客に還元

昨年2月に運営を本格化から現在、週間PV数は20万超にまで伸びている。広告収益を基盤とするコンテンツは、月間200万程度のPV数がボーダーとされるが、広告収益を目的としない自社コンテンツであればまずまずの数字だ。

14年12月期の売上高は200億円弱の増収で着地(本紙推計)。リターゲティング広告を除く通常のウェブ広告のコンバージョン率(商品購入)が0.1%前後であるのに対し、「ニキペディア」経由は1.2%で推移しており、新規獲得に貢献したとみられる。

今後、一部を除きウェブ広告を止めることを検討する。「ニキビに悩む方が絶対に訪れる入口さえ作れれば、広告ではなく、顧客サービスの向上にコストを使える」(藤原氏)からだ。浮いた広告原資は顧客に還元。最近では、「ニキペディア」上で露出する「薬用3ステップセップ30日サイズ+電動洗顔ブラシセット」(税込7900円)の広告で68%オフ(税込2450円)という高い割引率で訴求するテストも始めている。

コンテンツマーケティングを手掛ける企業は、増えているが、成功事例はまだ少ない。3月には資生堂が「Beauty&Co.(ビューティー&コー)」のモール機能を終了。今後、更新する記事本数も絞り込んでいくというが、資生堂が狙う“美の総合プラットフォーム“というポジションは、あまりに巨大だ。一方でGRJが狙うは「ニキビ」の一点。鋭い切り口で「ニキビケア」のマーケットリーダーとしてのポジショニングを確立する

◇◇◇

「ニキペディア」今後の展望は?「ウェブ広告やめる」

ガシー・レンカー・ジャパンの藤原尚也デジタルマーケティング部シニアマネージャーに「ニキペディア」の現状と今後の展望を聞いた。

ガシー・レンカー・ジャパンの藤原尚也デジタルマーケティング部シニアマネージャー

藤原尚也氏

――立ち上げの経緯は。

「ウェブにはニキビに関する情報が溢れるが、多くはアフィリエイトなど”広告モデル”が下地。企業目線のサイトが多い。同じサイトを作る意味はなく、マーケットリーダーとして本気でニキビに悩む人のためのサイトを作ろうと考えた」

 

――編集方針は。

「社員は売り上げを意識する。だが、必要以上にプロアクティブが良いとは書かせず、実体験に基づく記事を徹底した」

――編集チームの構成は。

「デジタルスキルより、文章スキルの高い社員を『ブランドマーケティング』『カスタマーサポート』『クリエイティブチーム(紙媒体専任)』から選び5人で編集する」

――「ニキビ」というビッグキーワードをどう攻略する。

「『ニキビ』を攻略するにはスキンケア全体に触れつつ、相当なボリューム感が必要になる。それにニキビに対する悩みもぼやけている。それより『ニキビ+○○』など中程度のキーワードで検索する人の方がニキビに悩む温度感が高い。関連キーワードを攻略すれば、結果として『ニキビ』でも検索上位に上がる

――具体的な記事化の方法は。

「『デコルテとニキビ』の関係で記事化する場合、まず読者のイメージを膨らませる。例えば『友人の結婚式を前にひさびさにワンピースを試着したところ、デコルテにニキビができていた女性』だ。式までに治せればよいが、直前に迫っているかもしれない。そうイメージしてタイトルではデコルテニキビの『治し方』と『隠し方』に触れた。実際の読者は分からないが、実在することがイメージできることが大事だ」

――更新ペースは。

「月10~15本。月20本をまずは目指したい。昨年から1社に一部外部委託も始めた。質を担保しつつ増やしていく」

――「ニキペディア」を通じた新規獲得に道筋ができた。今後、広告投資はどう変わる。

ウェブ広告の一部はいずれ止める。『プロアクティブ』はニキビに悩んでいなければ購入に至らない。だから、リアルタイムにニキビに悩む人を見つける必要があるが、(リターゲティングを除く)ウェブ広告では“買いそうな人”は探せても、今、悩んでいる人を見つけるのは不可能に近い。多くの女性は日常的にニキビの悩みを抱え大半の女性が“買いそうな人”になってしまうためだ。そうなると、『クリエイティブが駄目だ』『ランディングページを変えよう』と、込み入った世界に入っていく」

「ウェブ広告の運用はテクノロジー的な発想から効率化を図ろうとするが、そこはPDCAを回す限り終わりがなく、コストも尽きない。それならば優良な自社メディアを作り、広告原資をお客様に還元した方が良いのではないかと思う

――今後の展望は。

「1月から社内のスキンケアアドバイザーが相談を受ける『ニキビ/吹き出物相談室』をフェイスブック上に設置した。『ニキペディア』を訪れた人の中には、その情報に納得しない人もいる。その人の温度(満足感や購入意向)を高くするために1to1のマーケティングを行う。無料会員制にしてフェイスブックIDなどを取得し、広告運用に活用することも考えている」

ニキビケア化粧品市場の動向は?「シュリンクする市場」

「ニキビケア化粧品の市場自体がシュリンクしている」。ある化粧品通販の幹部はこう話す。

ニキビは女性の8割以上が悩むもの。その都度“対症療法”のような形でニキビケア化粧品は使われることが多かった。その市場にあって「強力な殺菌作用のある成分を含む『プロアクティブ』は高い効果実感があり、支持が得られていた」と前出の関係者は話す。

ただ、最近の化粧品市場は「アンチエイジング」や「保湿」に引っ張られているという。女性誌もかつては「大人ニキビ」の特集を組んだが、最近は少なくなっている。

今年3月、オルビスがリニューアル発売したニキビケア「クリアシリーズ」は、“日常使いできるスキンケア”が売り。保湿力のある「スキンケア」として打ち出すことでターゲットの間口を広げ、1シリーズで25億円(従来比約25%増)の売り上げを目指している。

対症療法のような使われ方は、継続率も課題になる。こうした市場背景の中、ガシー・レンカー・ジャパンが自ら立ち上げたメディア「ニキペディア」は、どの程度の存在感を発揮できるか注目される。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
ガシー・レンカー・ジャパン ブランド再構築に新たな一手、「ニキビ」市場ウェブマーケでリーチ(2015/04/17)

※ネットショップ担当者フォーラム参照

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