Monthly Archives: 5月 2014

商品の魅力が視覚に刺さる! 低予算から始めるクリック課金のディスプレイ広告

表示されるだけなら無料のクリック課金式画像広告。テキスト広告と近い感覚で運用できるYDNディスプレイ広告を紹介

まず、このディスプレイ広告を見てみてほしい。

ThinkStock/iStock/tororo
※この広告はダミーです。

どうだろう。グッとこないだろうか。これがディスプレイ広告の力だ。ウニやイクラをつかった海鮮丼の魅力は、文章やキャッチコピーに工夫を凝らすよりも、そのものの写真を見せるほうが、視覚的にアピールでき、効果的ではないだろうか。この海鮮丼を食べたいと思えばクリックするだろうし、写真がきっかけで「食べたい」という気持ちが生まれるかもしれない。

今回は、低予算で始められるディスプレイ広告について紹介しよう。

《よくある勘違い その1》
× Yahoo!プロモーション広告で利用できるのはテキスト広告だけ
○ Yahoo!プロモーション広告はテキスト広告もディスプレイ広告も利用できる

Yahoo!プロモーション広告は、その前身であるYahoo!リスティング広告だったころのイメージから、「テキストベースの広告」だけしか配信できないと誤解している広告主は少なくない。

しかし、2013年から開始されたYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)では、画像の広告である「ディスプレイ広告」も配信できる

《よくある勘違い その2》
× ディスプレイ広告は掲載料が高額
○ YDNディスプレイ広告はクリック課金で低予算から始められる

Yahoo! JAPANのディスプレイ広告といえば、真っ先にインプレッション保証型のブランドパネルを連想するが、YDNディスプレイ広告はクリック課金型の画像広告だ

画像という視覚的なインパクトに加えて、以下に挙げるYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)ならではのメリットを持っている。

  • さまざまなターゲティング設定が可能
  • Yahoo! JAPANをはじめとする良質なメディア(サイト)に掲載
  • PC、スマートフォン、タブレットに配信
  • 多くのインプレッションが期待できる
  • クリック課金式(CPC)で低予算から始められる
  • 費用対効果の確認や効果測定がしやすい

Yahoo!ニュースの記事ページに表示されるYDNディスプレイ広告。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。
《よくある勘違い その3》
× 運用ノウハウを新たに勉強しなければならない
○ YDNディスプレイ広告はYDNテキスト広告の運用ノウハウが活かせる

テキスト広告とは違い、広告画像を制作するという新たな作業が必要だが、それ以外の運用ノウハウはYDNテキスト広告で培ってきたものが流用できる。この点は、これまでYDNテキスト広告を活用してきた広告主にとってメリットといえるだろう。

ディスプレイ広告の強みは、何といっても視覚的なインパクトの強さだ。

「おいしい海鮮丼が大特価!」というテキストよりも、おいしそうな海鮮丼の写真を1枚示したほうが、多くの人にとってインパクト=訴求効果は高いだろう。もちろん、画像としてコピーテキストや図版を組み合わせることで「より刺さる広告」にできる

一方、YDNディスプレイ広告のデメリットを挙げるなら、YDNテキスト広告と比べて制作に手間がかかることと、掲載枠の数が限られることだろう。

ただし、画像ならではのインパクトや画像でしか伝えられないこともあるので、テキスト広告に比較して手間がかかることに関しては、やむを得ないといえるだろう。最終的にその手間に見合う成果を出せれば問題にはならない。

掲載枠の数に関しては、あくまでもテキスト広告と比べればという話であり、Yahoo! JAPANという国内最大級のWebサイトを中心に掲載されるため、インプレッション数が少ないわけではない。

実際Yahoo! JAPANでは、300×250ピクセルサイズ広告の月間想定最大インプレッション数を、PC向けには「約240億」、スマートフォン向けには「約67億」、タブレット向けには「約18億」としている(いずれも2014年5月時点の数値)。厳選した特定メディアでの掲載であることを考えれば、圧倒的なボリュームだといえるだろう。

成功のポイントは掲載基準の理解とPDCAの運用スタイル

ディスプレイ広告の広告管理ツール上での作成や配信設定は後半で説明するが、一度マスターしてしまえば特に迷うことはない。あとは商材とターゲットごとに広告画像を作成して登録し、ディスプレイ広告を活用するだけだ。

そのために抑えておきたい2つのポイントが、広告掲載ガイドラインを理解することと、画像広告ならではのPDCAだ。この2点について簡単に解説しよう。

事前に広告の掲載基準を入念に確認

いくら広告を作っても、掲載ができなければ意味がない。広告掲載基準に沿った広告を制作する必要がある。テキスト広告なら修正は簡単だが、画像広告の場合はデザイナーなどへ制作を依頼していると無駄なコストになってしまうし、時間もかかる。

広告制作を依頼する前の段階、たとえばラフ案を作る時点で、Yahoo!プロモーション広告の広告掲載基準を把握しておく必要がある。Yahoo!プロモーション広告の広告掲載基準については、以下のページで詳細が説明されているのでチェックしておこう。

さらに以下のページでは、特にYDNディスプレイ広告で掲載不可となる場合について、例を挙げて説明されている。すでにスポンサードサーチやYDNでテキスト広告を利用したことがあり、YDNディスプレイ広告が初めてという広告主なら、こちらに目を通せばよいだろう。

ディスプレイ広告で効果を出すコツはPDCA

ディスプレイ広告が初めての広告主にとって、一番苦労したり悩んだりするのは「どんな画像を作ればよいか」という点だろう。

さまざまなWebサイトを見回すと、派手でかっこよくて目を引く広告を数多く見かけるが、YDNディスプレイ広告で効果を出すための根本的な考え方はテキスト広告と同じだ。すなわち、ブランディングよりもコンバージョン獲得を目的にするほうが得意で、設定しだいで細かくターゲティングできる広告であり、以下のようなリスティング広告の王道ともいうべき運用スタイルがよい結果につながる

  1. ターゲット(訴求対象)を決める
  2. 目的と効果指標を決める
  3. (タグや解析ツールを使って)効果測定を行う
  4. できるだけ複数パターンを用意して効果の違いを検証する
  5. 検証をもとに効果のある要素を見つけて広告を改善する

これは逆にいえば、必ずしもデザインセンスのある広告が成果につながるわけではないということだ。ここでのデザインセンスとは、広告主が主観的に判断した良し悪しのことだ。広告の効果は、主観ではなく配信の結果データから判断すべきであり、それゆえに最初から決まった答えがあるわけではない。

扱う商材やターゲットによって大きく変わるし、時期によって変化する可能性もある。データに基づいて調整と改善を続けるPDCAが重要である点は、テキスト広告もディスプレイ広告も同じだ。このことを常に念頭に置いた運用を心掛けよう。

以下は、A/Bテストを使ってディスプレイ広告の効果を高めるプロセスを解説した、僚誌「ネットショップ担当者フォーラム」の記事だ。広告の良し悪しは、広告主の主観ではなく、受け手である顧客(インターネットユーザー)の反応を参考にするという姿勢の重要性が理解できるだろう。

また、YDNディスプレイ広告は「コンバージョン獲得目的の広告」と書いたが、やり方によっては幅広い目的に使える。たとえば以下の記事では、YDNディスプレイ広告を純広告として同じ画像を使用した際の良し悪しを判断するために使った事例を紹介している。

少々高度な応用技ではあるものの、工夫しだいで活用の幅が広がる例として参考になるだろう。

YDNディスプレイ広告の始め方――画像の登録から広告の設定まで

YDNディスプレイ広告は、前述したようにテキストの代わりに画像を使ったYDN広告として捉えると理解しやすい。「キャンペーン」と「広告グループ」の考え方も同じで、広告作成時にテキストか画像(ディスプレイ)かを選択することで使い分ける。

以下に、広告管理ツールでディスプレイ広告を設定する流れを示す。

  1. キャンペーンと広告グループを作成する(YDNの既存のものでも可)
  2. 広告用画像を登録する
  3. ディスプレイ広告を作成・設定する

YDNディスプレイ広告で掲載できる画像は、以下の仕様に沿っていることが条件となる。

PCやタブレットとスマートフォンでは、掲載できる画像サイズが異なる。すべてのサイズを用意できればベストだが、手間やコストの関係で1つだけに絞らざるを得ない場合は、両方で表示できる「300×250ピクセル」を作っておけばよい

表1 掲載可能な画像サイズ
画像サイズ(ピクセル) PC・タブレット スマートフォン
300×250
468×60
728×90
160×600
320×100
320×50
  • ファイル形式:
    • JPEG(RGBのみ、拡張子は「.jpeg」「.jpg」)
    • GIF89a(拡張子は「.gif」)
    • ※Flashバナー/アニメーションは不可
  • ファイルサイズ: 150Kバイト(153,600バイト)以下
  • 登録上限数: 100ファイル以内

今回は、サンプルとして以下の画像を使って解説する。

広告用画像のサンプル(300×250ピクセル)。

YDNディスプレイ広告を始める際の参考情報として、以下の情報も確認しておくとよいだろう。

STEP 1 画像ファイル管理ページの表示

広告管理ツールの「広告管理:YDN」タブにある「ツール」メニューの「画像ファイル管理」をクリックする。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

STEP 2 画像ファイルの追加

「画像ファイル管理」ページで「画像追加」ボタンをクリックする。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

「画像ファイル追加」ページで「ファイルを選択」ボタンをクリックして広告画像を追加する。複数登録する場合は、あとで探しやすいように「画像名」にはわかりやすい名前を入力しよう。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

追加した画像が一覧に表示される。表示項目を編集して「サムネイル」「ピクセルサイズ」「画像タイプ」「拡張子」などを追加しておくと判別しやすくなる。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

STEP 3 ディスプレイ広告の作成

「キャンペーン」や「広告グループ」の画面で「広告作成」ボタンをクリックするところまではテキスト広告と同じ。「広告作成」ページの「掲載フォーマット」で「ディスプレイ」を選択すると画像選択ツールと入力項目が表示される。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

「画像選択」ボタンをクリックする。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

「画像選択」ウィンドウが表示され、先ほど登録した広告画像を一覧から選択して「決定」ボタンをクリックする。複数ある場合は、下部に表示される「選択した画像の情報」欄も確認して目的の画像を特定する。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

配信される画像が表示される。サムネイルと情報で再度確認する。さらに、登録に必要なその他の項目を入力して「保存」ボタンをクリックする。項目の内容は、広告掲載方式によって異なる。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

作成したディスプレイ広告が一覧に追加される。
※画面はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

以上でYDNディスプレイ広告の作成は完了だが、作成したらすぐに配信されるわけではない。テキスト広告と同じように広告審査を通過することで、無事に配信となる

◇◇◇

今回は、YDNディスプレイ広告の概要と設定方法、画像制作時の注意点、運用のコツについて説明した。

ディスプレイ広告というと、テキスト広告に比べてハードルが高いイメージがあるかもしれないが、YDNなら低予算でいますぐ始めることができる。テキスト広告よりも効果が出るかどうかは試してみなければわからないが、まずは可能性を探るためにYDNディスプレイ広告を広告戦略に取り入れてみてはいかがだろうか。

※この記事の内容は、2014年5月現在の情報に基づいています。Yahoo!プロモーション広告では、さまざまな機能改善を行っており、実際の画面やボタンの名称等は変更される場合があります。

※Web担当者Forum参照

リスティング広告の適切な入札価格をはじき出すデジタルマーケティングラボの「入札単価のテクニック」

リスティング広告は、クリック当たりの単価を、どれだけ効率よく安くできるかといった点が重要だ。単純な話、1クリックあたりの単価を安くできれば、同じ金額でより多くの人たちに広告を打つことができる。同じ1万円でも、100人で分ければ一人頭100円になる。これが200人なら50円、500人なら20円になる。

逆に10人しかアプローチできなかったとしたら、一人頭1,000円だ。1万円の商品を買ってもらうのに広告に1,000円を費やしていたら、最大で9,000円しか儲からない。これが20円で済めば9,980円儲かるということになるわけだ。

こうしたコストの算出方法は何を基準に、どういった考え方で単価を設定したらよいのかわからない担当者も多いと思う。そこで紹介したいのが、デジタルマーケティングラボ(DML)が提供しているコンテンツ「ICC分析~ROIを最大化する入札単価調整のテクニック~」である。

■ICC分析とは?
コンテンツ内容の紹介をする前にICC分析とは何かについて説明しておきたい。ICCは「Incremental Cost Per Click」の略で「増分CPC」と呼ばれる。この増分CPCを使った入札単価最適化のための分析手法をICC分析と呼ぶ。

この手法はGoogleのハル・ヴァリアン氏がYouTubeにアップしている「Google AdWords Bidding Tutorial」という動画に、デジタルマーケティングラボの広瀬氏が、日本の事情を加味して多少アレンジを加えたものと思ってもらっていいだろう。

ICC分析をざっくり説明すると、「クリック期待値(クリック1回あたりの価値)」と「増分CPC(増えるクリック1回にかかるコスト)」を比較して、「収益を最大化させるCPC」を弾き出す分析手法ということになる。

DMLでは、この分析方法は、非常に手間がかり、すぐあきらめたくなるくらい面倒で心が折れると説明している。ただし、実際にこの方法でリスティング広告を運用してみたら、CPAが改善できたという。実際に運用に導入しない場合でも、この分析方法と考え方は非常に参考になる。ということで解説を進めていこう。

■削減が必要なコストの算出方法
まずは、コンバージョン(CV)を維持したまま、全体で削減するコストを決めるのだが、このコストをどうやって算出するか? ということで、架空のリスティング広告のアカウントを例に説明していく。

実際のCPA(2)」から「アカウントの目標CPA(1)」を差し引いて、そのCPA差分(3)の数値に「CV(4)」をかけると削減に必要なコスト、言い換えれば「CVを維持しながら削減するべきコスト(5)」が算出できる。

image004

(5)を導き出すためには「(2)-(1)×(4)」を計算すればいい。

わかりやすくするために、この例では削減に必要なコストを1,000円×100=100,000円としている。

■各キャンペーンに削減に必要なコストを割り振り「目標CPA」を設定
削減に必要なコストの算出方法が理解出来たら、それぞれのキャンペーンごとにそのコストを算出し、割り振る。この例では、各キャンペーンのコスト比率に合わせて負担を配分しているが、特に正解はないのだという。それぞれを均等に割り振るケースが良い場合もあれば、比率ごとに割り振ったほうが良い場合もあるということだ。そのあたりは、運用をして把握する必要があるだろう。

ポイントは、入札単価に改善の余地がありそうなキャンペーンに負担コストを割り振ることだ。これ以上改善できそうもないものまで一緒にしてしまうと、適切な金額が割り出せなくなってしまうことに注意しよう。

image006

さて「実際のコスト」(削減に必要なコスト)から「負担コスト」を差し引いて「目標コスト」を算出。これをCVで割った結果が「目標CPA」となる。

■キャンペーンAのキーワードごとの平均CVRを算出
上記にはキャンペーンAとキャンペーンBがあるが、以降は「キャンペーンA」についての話となる点にご注意を。まず、キャンペーンAで設定しているキーワードごとの平均CVRを算出する。キャンペーンAの中にあるキーワード「a」「b」の直近(3か月)の平均CVRを算出する。

image008

単純に3か月ごと6か月ごとのCVを合算してクリック数で割れば平均CVRが算出可能だ。

■クリック1回あたりの価値を算出する
ここからが重要。クリック1回あたりの価値を算出する。ワンクリックあたりでいくら以下なら利益が出るかの分岐点を計算する。これを「クリック期待値」と呼ぶ。この金額を超えてしまうと利益が吹き飛ぶと考えればいい。

image010

上の表を見てもらうとわかるが、期待値とは、クリック1回あたりの価値、目標CPAを達成するために「クリック1回に使える上限コスト」を意味する。この例では、キャンペーンの目標CPAで計算しているが、広告グループやキーワードなど、より分析を細かくすれば、当然精度は上がる。

上の表では、「キーワードa」は540円、「キーワードb」は176円のクリック期待値があるということになる。それより金額が安くなって初めて利益が出るということになるわけだ。商品の性格にもよるが短期的な周期で同じユーザーが再度サイトにアクセスして商品をリピートする可能性が高いのであれば、クリック期待値を手動で引き上げるといった調整も必要になる。

【クリック期待値の求め方】クリック期待値=「目標CPA」×「平均CVR」

そして、実際のCPC(落札価格)は、設定した入札単価以下となるので「クリック期待値=入札単価」で設定しておけば、最悪でも広告費用と収益は差し引き引きゼロになる。損もしない・得もしないといったラインに抑えておくことも大事だろう。

ただし、CVRはランディングページやアカウントの運用方法、その他の外部要因など、様々な影響を受け変動する。常に3ヶ月おきに見直すなど最新データで計算した数値を利用するのが鉄則となる。

■実際に最大の収益になる入札単価の求め方
キーワードaの例では、クリック単価が1クリックあたり540円を切れば利益が出るということが分かった。さらに精度を高めることで、それ以上の収益を目指すこともできる。このためには、最大収益になる入札単価を求める必要がある。

例えばクリック数に応じて細かなコストが個別に発生すれば、収益が発生するケースとそうでないケースなども出てくる。平均的に収益を最大化するには、別に「クリック×クリック期待値=売上期待値」と「コスト」のバランスを加味した「収益期待値」を計算する必要があるわけだ。

そこでキーワードaを例に「どの入札単価で収益が最大になるか」を求めてみたい。

image012

【売上期待値の求め方】売上期待値=「クリック」×「クリック期待値」

【収益期待値の求め方】収益期待値=「売上期待値」-「コスト」

上記の例では単価変更後の「キーワードa」のほうが、収益が高くなった。もちろん必ずしも収益が高くなるわけではないが、一定期間ごとに入札単価を計算し直すことで、小さなことだが収益を改善することにつながるので是非、実践してもらいたい。

■クリック期待値と増分CPCを比較した入札単価の調整方法
上記の「収益期待値の算出」の表のクリック数とコストから増分CPCを求めることができる。この増分CPCによって入札価格の引き上げや引下げに関しての判断ができるようになる。

image013

【ICC(増分CPC)の求め方】ICC=「コスト差分」/「クリック差分」

上の例の増分CPCは「14,400円」÷「30件」で480円になる。つまりクリック1回増えるにつき、480円のコストが発生する。

クリック1回の期待値は540円なので、クリック1回の価値よりも安いコストでクリックを獲得できたことになり、この場合「入札価格を引き上げる」という判断ができる。クリック1回よりも高いコストになれば、「入札価格を引き下げる」という判断になる。

できる限り増分CPCがクリック期待値に最も近くなる入札単価を設定しておきたい。入札単価の引き上げ、引き下げのルールは、以下と思っておくといいだろう。

クリック期待値 < ICC ⇒ 入札単価を引き上げる
クリック期待値 > ICC ⇒ 入札単価を引き下げる

ただし、入札単価を引き上げると、増分CPCがクリック期待値を上回ることがある。これは、“低い入札単価に近い費用”“新しいクリックを獲得できる”一方で“低い入札単価で獲得できていたクリックの単価が高くなる”(クリックが増えずに単価だけ上がる)ためだ。しかし、増分CPCがクリック期待値を上回っていても、CPC(落札価格)は必ず入札単価以下になるため、実際の費用が設定した入札単価を超えることはない。

以上、入札単価を適切に導き出して設定できる増分CPCを使った入札単価最適化のための分析手法を詳しく解説してきた。入札単価の調整の閾値となるポイントをざっと紹介しておこう。

■その他の入札単価調整の方法
・「CPAでソートして調整」
で目標CPAよりCPAが高いキーワードの入札単価を引き下げる。目標CPAよりCPAが低く、掲載順位が低いキーワードの入札単価を引き下げる。これだと単価を上げることで、CPAを抑えてCVを獲得できる可能性がある。

・「コストでソートして調整」
特に「コストが高い&CVなしキーワード」をチェック したら、 停止または削除する。 または入札単価を引き下げる。

・「First Page Bidの対処」
管理画面で確認できるのが「First Page Bid」 。1ページ目に表示させるための最低金額のこと。効果が良いキーワードはこれを超えて入札。また、First Page Bidを超えて入札することで品質スコアの改善にもつながる可能性がある。

・「ページ上部表示の推定入札単価」
「First Page Bid」と同じく管理画面で確認可能。指名系のキーワードやCV獲得の主力キーワードはここでチェックしたら堅持すること。ただし、キーワードマッチや広告スコアとも関係があるので、プレミアムポジションの表示が約束されるものではないことに注意。

以上、デジタルマーケティングラボのリスティング広告の入札単価を調整するためのお役立ちコンテンツを紹介した。最近、入札単価の調整がうまくいっていないと感じている人、リスティング広告における最適な入札単価の求め方を知りたい人に特におススメしたいコンテンツと言える。
※IT Life hack参照

「スマートフォン」で検索されるキーワードとは?

今回は、毎月ご紹介している「注目キーワード」のスペシャル版として、「スマートフォン」で検索されるキーワードをお届けします。

今回は、毎月ご紹介している「注目キーワード」のスペシャル版として、「スマートフォン」で検索されるキーワードをお届けします。パソコンとは異なる、スマートフォンならではの“傾向”をつかむことは、販促計画を立てる上で大変重要です。さっそく見ていきましょう!


※Web担当者Forum参照

Estore お知らせ(2014年5月度)


2014年5月27日 発行
 3ヶ月先のトレンド動向と今からやるべき対策
 世の中の動きがわかる情報
 ビジネススクール スクーリングスケジュール
 機能追加のお知らせ
 メインテナンスの予告
1 3ヶ月先のトレンド動向と今からやるべき対策
旅行が増える予想の夏休み 売上アップはメルマガで
夏休みは旅行、お祭り、BBQ、海水浴など様々なイベントがあります。全日空では、7月18日~8月31日の期間限定で、東京から沖縄行きのお得な深夜便の運航を開始します。また、今年のお盆は長いところで5日間の連休となり、旅行や夏のイベントに行く人が増える見込みです。世の中の動きに合わせ、商品やキャンペーンの情報をメルマガに載せ、お客さんに案内しましょう。新規購入やリピート購入を促せます。お客さんに直接メルマガを送れる本店の強みを生かし、夏の売上アップに繋げましょう。メルマガを送信する方法はこちら
メルマガ運営代行サービスの詳しくはこちら

防災意識が高まりを見せる 消費者の需要を意識しましょう
9月1日は防災の日です。今年の夏は、エルニーニョ現象が発生するとの予測があり、集中豪雨や冷夏などの異常気象が起こる可能性があります(出典:気象庁,2014.4.25)。また、2月の大雪や、5月の関東地方の地震増加により、災害や防災の報道もよく見かけるようになり、防災の意識が高まっています。3月11日の東日本大震災後ネットショップで売れた商品はお水、保存食、レトルト食品、ライトなどです(Eストアー調べ)。商戦やイベントだけではなく、世の中の関心事から予想される消費者の需要を意識しましょう。 

各種バナーをご活用ください

夏セール、夏休み特集、残暑見舞い、防災グッズなどの8月のイベントバナーをご用意しました。その他イベントバナーはこちら 5月6月7月販促バナー

集客でお困りの方は、専門家にお任せください

お客さんにメルマガを送れることは本店の強みの一つです。また、メルマガはリピート対策の中で、最も費用対効果の高い手法です。文章を書くのが苦手、効果的なメルマガ企画の立て方を知りたいという店舗さんには、メールマガジン運営代行がおすすめです。企画立案から配信効果の測定まですべてを代行します。

ご相談は株式会社マーケティング・スイッチ・オン(03-3400-9807)までお気軽にどうぞ。
2 世の中の動きがわかる情報
販促に使えるイベントカレンダー
6月~8月のイベントカレンダーはこちら(PDF)
イベントキーワードのまとめ
6月 梅雨、湿気対策、夏に向けた準備、父の日、ダイエット
7月 夏のボーナス、UV対策、節電対策、花火大会、夏休み、お中元
8月 旅行、帰省、海水浴、お盆、BBQ、防災の日

気象庁発表 季節予報

6月~8月の天候の見通しはこちら(PDF)

今月のおすすめイベント
ネット&モバイル通販ソリューションフェア2014
ネットやモバイルを活用した通販に関するシステムやサービスを
一堂に集めた専門展です。
大阪  6月11日(水)~6月12日(木) (マイドームおおさか)
Eストアー特別講演
楽天・Amazon・Yahoo!に依存しない本店の戦い方
6月12日(木) 15:30~16:15
インテリア ライフスタイル
インテリア・デザインの国内から海外までのバイヤーや商材と
出会える国際見本市です。
東京  6月 4日(水)~6月 6日(金) (ビックサイト)
3 ビジネススクール
スクーリングスケジュール
  専門講座セミナーDVD
専門(初級)写真撮影講座のDVD販売を開始いたしました。
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東京  6月27日(金) 13:30~15:00(新 橋・虎ノ門)
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東京  6月12日(木) 13:00~17:00(新 橋・虎ノ門)
7月15日(火) 13:00~17:00(     〃    )
大阪  6月20日(金) 13:00~17:00(   新大阪   )
7月25日(金) 13:00~17:00(     〃    )
福岡  7月 9日(水) 13:00~17:00(  中洲川端  )
詳細・申し込みはこちら
総合(初級)月商30万突破講座
初受注後、売れ筋として育てる商品の決め方、その集客方法とお店づくりを学べます。
東京  6月26日(木) 13:00~17:00(新 橋 ・ 虎ノ門)
福岡  7月10日(木) 13:00~17:00(   中洲川端  )
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総合(中級)月商100万突破講座
繁盛店の事例をもとにお店づくりの極意からリピート対策まで総合的に学べます。
福岡  7月11日(金) 13:00~17:00(  中洲川端  )
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メールマガジン活用講座
メルマガの企画立案から原稿作成、効果測定まで実例を交えて学べます。
東京  6月 4日(水) 13:00~17:00(新 橋・虎ノ門) ※満員御礼
大阪  6月18日(水) 13:00~17:00(  新大阪  )
詳細・申し込みはこちら
4 機能追加のお知らせ
商品画像を10枚まで登録できるようになりました今まで登録できる商品画像は5枚まででしたが、10枚まで登録できるようなりました。商品画像を2倍に増やすことで、商品の魅力をより伝えられ、購入につながりやすくなります。
詳しくはこちら

 XMLサイトマップに商品画像とスマートフォンサイトのURLが反映されるようになりました今までは、パソコン用のURLしか反映されていませんでしたが、商品画像とスマートフォンサイトのURLが反映されるようになりました。さらに、携帯サイト用のサイトマップも作成できるようになりました。サイトマップURLをGoogleウェブマスターツールに登録すると、検索エンジンに登録されるお店のURLの数が増え、検索結果への露出アップ、サイトの評価アップが期待できます。
詳しくはこちら

 海外からの注文を受け付けられるようにします 6月予定海外のお客さん向けに英語版のショッピングカートを表示し、海外の住所を入力できるようにします。これにより、海外のお客さんへの販売がスムーズにできるようになります。また、受注台帳に海外注文のアイコンも表示されるので、効率的に受注を処理できます。

 「商品データ」を目的に合った項目だけダウンロードできるようにします 6月予定 商品データの一括変更する場合に使用するダウンロード項目を、「価格に関する項目」や「商品画像に関する項目」など、よく利用される項目だけでダウンロード・アップロードできるようにします。これにより、データ量の多い項目を除外できるので、作業時間を短縮できるようになります。

 顧客情報にメモを登録できるようにします 6月予定顧客情報に「お得意様」や「次回購入時500円割引」などのお客さんの特徴を登録できる「メモ欄」を追加します。さらに、顧客台帳から「メモ欄」に登録したキーワードを検索できるので、メルマガや期間限定ポイントなどの販促をするときに柔軟にターゲットを絞り込めます。また、メモ登録したお客さんから注文が入ったときには、受注台帳にアイコンが表示されるので、手間をかけずにお客さんの細かな情報を得られ、受注処理が楽になります。

 ポイントの還元率を自動で切り替えられるようにします 6月予定指定した期間や日付で、自動的にポイントの還元率を切り替えられるようにします。たとえば、「毎月5の付く日はポイント5倍」のように、ポイントを利用した販促活動をより楽に実施できるようになります。また、決済ごとに還元率を変更することもできます。

それぞれの続報は、次号以降にてお知らせします。リリース日には管理画面のお知らせ欄にてご案内します。
5 メインテナンスの予告
6月18日(水)午前2:00~午前8:00予定
7月16日(水)午前2:00~午前8:00予定
今月の店舗分析レポートは6月3日(火)に更新予定です。

YouTubeがクラウドファンディングを導入へ。製作資金などクリエータをファンが直接支援

Google が動画製作者向けに、YouTube で視聴者から直接支払いを受けられる仕組みを予告しました。YouTube チャンネルで作品を公開するクリエータはクラウドファンディングで制作資金を募ったり、チャンネルを直接マネタイズできるようになります。

Google はクリエータ向けの情報を集約した YouTube Creators ページを以前から用意していますが、今回のマネタイズ支援策は今後 YouTube が導入するクリエーター向け機能を予告してフィードバックを求める Creator Preview のなかで明らかにされました。

Creator Preview 中の説明によると、作品の製作資金を事前に広く募る試みはすでにおこなわれているものの、問題はそのほとんどがYouTubeの外で進められていることだとして、今後YouTubeクリエータをファンが直接支援できる仕組みを提供するとしています。具体的な仕組みや仕様については改めて発表される予定。

第一回となる今回の Creator Preview ではマネタイズ支援策のほか、

  • チャンネル管理など、クリエータ向け機能を切り出したモバイルアプリ
  • クラウドソーシングを通じて、動画に60言語以上の字幕を付加する仕組み
  • クリエータ向けの技術を習得できる Creator Academy の拡充
  • コメント管理機能のさらなる改善
  • マッシュアップやカバー曲作成の支援機能(エフェクトや素材の拡充など)
  • レコード会社などが版権を持つ曲のカバーをYouTubeで発表した場合、再生回数によって権利者の同意する形で利益の一部を受け取れる仕組み

といった項目に触れています。

※engadget参照

スタートダッシュで差をつけよう! 「Yahoo!プロモーション広告」の基本

プロモーション広告新人の方向け「ようこそ! プロモーション広告」の2回目は、スタートダッシュで差をつける「広告運用の基本」をご紹介します。

 

こんにちは。

プロモーション広告新人の方向け「ようこそ! プロモーション広告」の2回目は、スタートダッシュで差をつける「広告運用の基本」をご紹介します。

プロモーション広告では、広告文やターゲティングばかりに目がいってしまいがちですが、最初にプロモーション広告の仕組みや、広告運用の基本をしっかり押さえることこそが、広告効果を発揮するために不可欠なポイントです。

では、広告掲載における6つの基本を見ていきましょう。

広告運用の基本

STEP1 Yahoo!プロモーション広告の役割

これからYahoo!プロモーション広告を始める方に向けて、運用の心得や知っておきたいポイントについて説明します。

STEP2 多角的なアプローチで集客力を最大化「Yahoo!プロモーション広告」

Yahoo!プロモーション広告のサービス内容や、広告の効果を最大化するためのサポートツールについて説明します。

STEP3 広告の組み合わせと予算

インターネットユーザーのさまざまな顧客行動に合わせて広告を掲載するために、目的に合わせた広告の組み合わせを学びましょう。

STEP4 Yahoo!プロモーション広告の始め方

Yahoo!プロモーション広告の広告掲載を開始するには、広告の作成とクリック料金の入金が必要です。具体的な手順について説明します。

STEP5 広告運用は「検証」と「改善」が鉄則

広告は、掲載開始後にもメンテナンスが必要です。インターネットユーザーの反応を正しく把握し、運用改善してより効果の高い広告を配信しましょう。

STEP6 効果的な広告の改善例

広告の効果を検証したら、それぞれの指標をもとに広告をよりよく改善しましょう。ここでは、指標ごとの具体的な改善例を解説します。

広告管理ツールの操作方法や用語の意味を知りたい時は?

機能や操作方法の不明点は「ヘルプ」「よくある質問」で解決

「ヘルプ」では、広告管理ツールの基本的な機能や操作方法、「よくある質問」では、実際に広告管理ツールを使っていく中で、広告主の皆様から多くいただいた質問とその回答を紹介しています。

使用されている用語の意味は「用語集」を参考に

「アカウントって何?」という基礎的な用語から、「CPC」、「ROAS」などの専門用語までを解説しています。

Yahoo!プロモーション広告 お客様サポートセンター

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※Web担当者Forum参照

なぜグノシーはTVCFに10億円も使ったのかを検証する

テレビの時代は終わったとか、いまこれからだとか、いろいろ立場によって味方は違って当然なんだが、ネット界ではグノシーのテレビCMについて驚きの声を持って迎えた人が多い。現在ではウルトラマンシリーズじゃなくてもっと地味なのが放映されている。正直、誰も言わないので自分がいうけどウルトラマンのもいまのもすごくダサイ。一般層を狙っているのでそれでいいのかもしれないが・・・

ネットサービスにはネット広告がいいんじゃないの?

という素朴な疑問を持った人も多いし、否定的な投稿をTwitterで結構見た。それにしてもグノシーはテレビCMで10億使ったそうだ。いまもやってるからもう12億は突破したのかそこまでは知らないが・・。

グノシーはテレビCMに10億円つかっていた。

日経MLを購読してないのでこの記事に頼るしかないんだが、10億円つぎ込んで利用者70万人増(180⇒250万人)だそうな。そうすると1人あたりのコストは

1000000000/700000=1428円となる。

ひとり獲得するのに1428円。これは高いのか安いのか。一般的なリスティング広告と比較してみる。試算は元大手ネット広告会社でSEMコンサルタントとして勤務していたK君に頼んだ。

グノシーが70万人のユーザーを集めるのにリスティング広告でやったらどうなるか

まず、キーワードプランナーでグノシーのターゲットとなる層が検索しそうなものを一覧にしてこれを元にして試算したもの。月間のGoogleのアドワーズにかけるコストと効果の予測だ。

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表自体は15個のキーワードだけだが、実際には166キーワードを選定している。合計値はすべてのもの。想定するキーワードでの月間インプレッションは5万ちょい。

お気づきかと思うが、検索ボリュームは意外と小さい。アーリーアダプターと呼ばれる敏感な人たちはなにも言われなくても勝手にアプリをダウンロードしてくれるが、一般の人はそうではない。去年のリリースだが、SONYクラブの調査でSonyのスマホに入れてるアプリの平均数は11〜30個!! 最近はiPhoneのユーザーが爆発的に増えてITリテラシーが高くない層にも普及しているから、その傾向はさらに強まっていると思う。カレンダーとLINEとソーシャル系とパズドラとモンストとかゲームを数個いれておしまいななわけ。自分と一緒に考えちゃいけないよ。(道理で電子書籍マーケットが全然大きくならないわけですよ。そもそも大半の人は電子本ビューワーの存在とか自体知らない)

で、この表にあるとおり、Googleのリスティング広告でニュースアプリのユーザーを集めようと思っても、月間たったの4万円くらいしか使えない。クリック数は1%でたったの532人程度。そのうち5%がアプリを入れてくれるとして30人にも満たないわけですよ。1人あたりの獲得コストは1480円で、グノシーのテレビ広告と同じかちょこっと高いことになる。仮にグノシーがネット広告でユーザーを拡大しようと思っても、この規模、このスピードでは全く無理だったという結論になりました。

【追記】テレビと比較するならディスプレイ広告と比較すべきという声がありましたので追記します。ディスプレイ広告は上記のように計算できないので概論になります。ディスプレイ広告にお金を掛ければインプレッション数に比例してインストールは増えますが、グノシーはADネットワークをやりきった上でのTV施策だと推測されます。ちょっと前までこのブログにもよく配信されてきてました。インプレッション広告での獲得単価はリスティングの2倍はいきますし、おそらくはグノシーはPCやスマホのADネットワークで広告からインストールするユーザーをほぼ刈り尽くしてマジョリティ向けに転換したはず。一般的なADネットワークのCTRは0.2%もないので、スマホの小さなバナー広告だけで取りきれる層なんて知れてるのかもしれませんね。

グノシーのテレビ広告戦略は大成功した

という結論になるわけです。グノシーに続けとばかりAntennaもTVCFに大量投下するそうな。

ゲス極、キュレーションサイト「Antenna」CM曲に決定 大物タレントとのコラボも

何回も書いているけどネットは万能では無い。スマホを持っていようがパソコンを持っていようが、ネットリテラシーが高いイノベーターやアーリーアダプターに対するものや、狭い範囲での検索にはネット広告は役に立つのだが、一般の大衆(マジョリティ)の間には大きな壁があり、さらには隔離しているというレベルになっている。マジョリティにアピールするのはまだテレビしかないのである。

そんなわけで、グノシーのテレビ戦略の成功は、ネットにとっての敗北とも言える。問題はテレビCFみてグノシーを入れたマジョリティが、果たしてグノシーの送ってくるニュースを評価するかどうか。「こんな難しいニュースはいらない」となったらすぐ離脱するわけで・・・新聞の三面記事とか芸能ニュース、テレビのモーニングショーの話題がトップに来ないと、せっかく8億かけた70万人はすぐにいなくなってしまうと思うんだがいかがでしょうか。いまのグノシーのトップはまだテレビのユーザからは遠すぎると思う。テレビで獲得したユーザーは、テレビの情報を求めているわけで・・・

※BLOGOS参照

“良いWebサイト”ってどんなサイト? 良いサイトをつくるために必ず定めるべき3つの要素

「良いWebサイトの例を教えてください」「どんなサイトが良いWebサイトなのですか?」……仕事柄、こんなことを、たまに聞かれます。今日は、「良いWebサイトとは何か」「良いWebサイトを作るためには何が必要か」の原則を解説します。

「良いWebサイト」とはどんなサイトのことでしょうか。

  • キレイなデザインのサイト?
  • 情報がたくさん詰まっているサイト?
  • 便利なサイト?
  • 表示が早いサイト?
  • 使っていて楽しいサイト?
  • スマホで見やすいサイト?

マーケ寄りの人は、「人がたくさん集まるサイトが良いサイトだ」「コンバージョンが多いサイトが良いサイトだ」と言うかもしれません。

でも、本当にコンバージョンが多ければ、すべて「良いサイト」なのでしょうか。

結論から言うと、「良いサイト」とは、「特定のユーザー層が、特定の状況で、特定のゴールを達成しやすいサイト」だと思っています。

だから、良いサイトを作るために定めておくべき3つの要素とは、次のものです。

  • そのサイトは、どんなユーザー層をターゲットにしているのか
  • そのサイトは、どんな状況で使われると想定されるのか
  • そのユーザーに、どういう行動をしてもらうのがゴールなのか

ユーザビリティに明るい人はピンときたと思いますが、これは、ユーザビリティを定めるISO規格で、ユーザビリティに関して定めている文章に似ています。

ユーザビリティは「使いやすさ」のことだといわれますが、その厳密な定義をISO 9241-11(JIS Z 8521)では次のように定めています(訳は安田による)。

特定の利用者たちが、特定のコンテキスト(状況)において、特定のゴールを達成するために、製品がどの程度、効果的に、効率的に、満足度をもって使われるか。

つまり、単に「使いやすい」ではなく、「どんな人が、どんな状況で、何のために」使いやすいのかを「効果的か、効率的か、満足度はどうか」という点でみるということです。

この定義って、すばらしいし、さまざまなことに適用できると思うんですよ。

「良いWebサイト」を考えるときでもそうです。

あるサイトを「良い」と思うかは、人やニーズや状況によって違います。

  • カジュアルユーザーと、熱心なユーザーでは違います。
  • 移動しながらスマホを使っているときと、オフィスでPCに向かっているときでは違います。
  • 楽しさを求めている人と、情報を求めている人では違います。
  • 詳しい情報を求めている人と、わかりやすい概要を求めている人でも違います。
  • 目的が明確な人と、よくわからなくて困って来ている人でも違います。

あるサイトが「良いサイト」であるかを判断するには、「どんなユーザーが、どんな状況で、どういうゴールを達成するための場なのか」を明確にしないと、その答が出せないということですね。

それを定めてなければ、判断する人の主観で「良い」「良くない」が揺れてしまうのです。

「コンバージョンが多い」も、単に多ければいいだけでなく、厳密には「どんな潜在顧客のコンバージョンを多くとりたいのか」を定義するほうが、より「良いWebサイト」を判断しやすいですよね。リピート購買してくれるユーザーをより多くとりたい、気に入ってソーシャルで拡散してくれやすいユーザーをより多くとりたい、といった感じです。

もちろん、企業には多くの商材があり、1つの商材にも複数のユーザーセグメントがあるでしょうから、それを明確に定めて、優先度を決めていく必要があります。

私は、以前は「良いサイトのために定めること」として「だれのために・何のために」の2つ挙げ、コンテキストは「だれのために」の中に含めて考えていました。でも、スマホやタブレットなどの隆盛もあり、たしかに「どんな状況で」を別途定めておくべきかな、と最近は思っています。

※Web担当者Forum参照

Facebook、モバイル広告ネットワーク「Audience Network」を発表

ユーザーがFacebook以外のモバイルアプリを使っているときに、Facebookでのアクティビティに基づくターゲティング広告が表示されるようになる。

米Facebookは4月30日(現地時間)、開発者会議「F8」において、モバイルアプリ向け広告ネットワーク「Audience Network」を発表した。現行のニュースフィードのFacebook広告と同様に、Facebookユーザーのアクティビティに基づくターゲティング広告をモバイルアプリで展開できる。

マーク・ザッカーバーグCEOはF8の基調講演で、「Facebookにとって、あなたたち(開発者)のモバイルでの本格的なマネタイズを助けるのはこれが初めてだ」と語った。

Audience Networkの広告は、アプリ内のバナー、インタースティシャル(ページのダウンロード時やアプリの起動時に表示される広告)、ネイティブ(アプリ内に埋め込まれる広告)の3種類で表示される。

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例えばFacebook上でバイク関連のページに「いいね!」したユーザーがFacebook以外のモバイルアプリを利用していると、アプリ上にバイクショップの広告が表示されるようになる。こうしたターゲティングがFacebookが行うため、広告主やアプリ開発者にユーザー情報がわたることはない。

 

Facebookの1~3月期の業績発表によると、同四半期の広告収入全体に占めるモバイル広告の割合は59%(約13億4000万ドル)だった。

Facebookはこれまで、「モバイルアプリインストール広告」を提供してきた。

Audience Networkは、米GoogleのAdMobや米TwitterのMoPubの競合になる。Twitterは先日、MoPubでのモバイルアプリインストール広告を開始すると発表している。Twitterの1~3月期の業績発表によると、同四半期の広告収入全体に占めるモバイル広告の割合は80%(約1億8100万ドル)だった。

※ITmediaニュース参照