Monthly Archives: 10月 2012

Facebook、アプリストア直結のモバイル広告「Mobile App Install Ads」を一般公開

Facebookがアプリ開発者向けに、タップするとアプリストアのインストール画面が開くモバイルターゲティング広告「Mobile App Install Ads」の提供を開始した。

米Facebookは10月17日(現地時間)、8月にβスタートしたモバイルアプリ開発者向け広告サービス「Mobile App Install Ads」の一般提供を開始したと発表した。

Mobile App Install Adsは、米AppleのiOS端末および米GoogleのAndroid端末上にアプリ広告を表示し、広告効果をモニタリングできるサービス。広告主は、年齢や性別、「いいね!」などの(匿名化された)個人情報に基づいてターゲティングされたFacebookユーザーのモバイル端末上にアプリの広告を表示できる。

ユーザーがこの広告をタップすると、iOS端末であればApp Storeに、Android端末であればGoogle Playのアプリダウンロートページが開く。

 facebook 1広告をタップすると、iPhoneであればApp Storeに(左)、AndroidならGoogle Playに飛ぶ

8月からのβテストに参加した米TinyCoは、CTR(表示された広告がクリックされた頻度)が従来のモバイル広告の1.5倍になり、コンバージョンレートも高かったという。

広告主はアプリのダッシュボードに追加するツールで広告効果をリアルタイムでモニタリングできる。

 facebook 2広告ダッシュボート

今後さらに機能を強化し、例えばアプリを既にインストールしているユーザーにはそのアプリの広告を表示させないようにしたり、ユーザーがFacebookから離れずにアプリをインストールできるようにするとしている。

※ITmediamobile参照

ディスプレイ広告のクリックポイント可視化ツールの提供を開始、スパイア

スパイアの開発したディスプレイ広告のクリックポイント可視化ツールはピクセル単位で、クリエイティブのどこがクリックされたか分かる精度を持つ。

スパイアは10月15日、第三者配信サーバを活用した広告主向け「ディスプレイ広告のクリックポイント可視化ツール」の提供開始を発表した。同ツールでは従来のディスプレイ広告では困難だった「掲載媒体のユーザーがクリックしたポイント」を可視化することで戦略的なクリエイティブ作成が可能となる。

同ツールを使用すると、例えば下記の図のようにクリックポイントを可視化し、クリエイティブ内のどの要素がクリックを誘引しているのか、データを抽出し、クリックされた箇所を1ピクセル単位で図内に配置し、可視化できる。

spire1015.jpg

また、クリエイティブ内の要素ごとのクリック促進効果が明確になり、ユーザー動向や各要素の相関関係を把握することができる。例えば「質問」「YES or NO」という文言を掲載したクリエイティブの場合、その「質問」に対して「YES or NO」どちらが多くクリックされているかで、ユーザー動向を把握することが可能となる。

スパイアは「CTRの向上など、広告掲載後のクリエイティブを分析/最適化できる」としている。

※ITmediaマーケティング参照

Facebook、新ターゲティング広告の効果と安全性を説明

Facebookが「Facebook Exchange」と米マーケティング企業Datalogixとの提携による新マーケティングツールについて、その効果と安全性の両面を広告主とユーザーに説明した。

 

米Facebookは10月1日(現地時間)、先日一般公開した「Facebook Exchange」や米Datalogixとの提携による新ツールについて、ユーザーと広告主に向けて別々の公式ブログで説明した。ユーザー向けブログではプライバシーについてが、広告主向けブログではその効果についてが説明の中心になっている。

ユーザー向けブログでは、Facebookのサービスを無料で提供し続けるためには広告掲載が必要であり、その広告をユーザーにとって有用なものにするためにさまざまな取り組みを行っていると説明。すべての取り組みではユーザーのプライバシーを第一に考えており、安全であると強調している。

「プライバシー第一」を強調──ユーザー向けの説明

例えば、Facebook ExchangeはFacebookユーザーが外部のWebサイトを訪問した際にcookieを設定し、そのユーザーのネットでの行動履歴に基づく広告をFacebook上に表示するというものだが、外部サイトにFacebookアカウントのデータを渡すわけではなく、また、ユーザーはいつでも特定の広告主からの広告をオプトアウトできるという。

また、広告主がFacebook上で効果的な広告キャンペーンを展開できるように、広告主とFacebookが互いのユーザーデータを共有するが、ここで共有するユーザーデータはハッシュ関数で暗号化されており、安全だとしている。この機能により、例えば外部のオンラインショップは、既に自分のサイトで商品を購入してくれた顧客にターゲティングしたキャンペーンをFacebook上で実施できるようになる。

さらに、小売店から収集した消費者購入データをまとめるマーケティング企業の米Datalogixとの提携についても、この提携で広告主に従来より精度の高い情報を提供できるようになり、結果的にユーザーに有益な広告を提供できると説明した。Datalogixと共有するユーザーデータもハッシュ関数で暗号化されたものであり、DatalogixはFacebookのデータからユーザープロフィールを特定できないし、FacebookはDatalogixのデータからユーザーが何を購入したかを解析できないという。

「クリックだけが広告効果ではない」──Datalogixのデータが証明

一方、Facebookが最近広告主向けに開設したポータルサイトFacebook Studioの公式ブログでは、「従来、デジタル広告ではクリック数が重視されてきているが、広範なマーケティング目標の設定にはクリック数は必ずしも最適な指標にはならない」として、Datalogixとの提携で新たに提供するツールによる調査結果を紹介した。

このツールは、Facebook上に表示したブランド広告とそのブランドの商品の実際の購入の関係を分析するものだ。このツールで実際の50件の広告キャンペーンについて調査したところ、Facebook広告から生成された購買行動の99%は、Facebook広告を見たがクリックをしなかったユーザーによるものだったという。

Facebookは、こうしたコンセプトはテレビCMの世界ではなじみ深いものだが、オンライン広告ではこれまで証明できなかったことだと説明。今回の調査から、オンライン広告は広告主に平均で70%高いROI(投資収益率)をもたらすとFacebookはみている。

Datalogixの新ツールでは広告ごとに最適な露出頻度を設定することなどが可能で、広告主はFacebook上でさらに効果的な広告キャンペーンを実施できるとしている。

※ITmediaニュース参照