リスティング広告の平均クリック率は5%、コンバージョン率は9% – 2000人調査

今日は、リスティング広告の話題を。他社はリスティング広告でどれくらいのクリック率やコンバージョン率なのか知ってみたいと思いませんか? 興味深い調査データがあります。

マーケティングシェルパが発行した「PPCマーケティング ベンチマーク2011」という調査データから、リスティング広告の参考指標をいくつか紹介しましょう。いずれも、検索連動型のリスティング広告に関するものです。

クリック率 コンバージョン率
全体平均 5% 9%
企業規模ごと
小規模事業者(従業員100人未満) 5% 9%
中規模事業者(従業員100人~1000人) 4% 9%
大規模事業者(従業員1000人超) 8% 12%
対象セグメントごと
B2B 4% 8%
B2C 7% 12%
B2B&B2C 6% 9%
業種ごと
ビジネス/消費者サービス 8% 11%
コンピュータハード/ソフト 6% 8%
小売り/EC 7% 8%
教育/ヘルスケア 2% 16%

コンバージョン率に関しては、どんなコンバージョンなのかの分類によるデータもあります。

コンバージョン率
リード情報(複数項目)送信 10%
オンライン購入完了 9%
メールアドレス送信 10%
ショッピングカートに商品を追加 15%

ちなみに、リスティング広告によるCPA(コンバージョンごとコスト)は43.44ドルで、全体のリードのうちリスティング広告で獲得したリードの比率は16%とのこと。

また、リスティング広告キャンペーンとソーシャルメディアでの展開を総合的に行っている企業とそうでない企業(リスティング広告のみ)を比べたデータもあります。

ソーシャルメディア&
リスティング統合
ソーシャルメディア統合なし
リスティングのみ
クリック率 6% 3%
コンバージョン率 10% 8%
CPA 35ドル 61ドル
Cover of 2011 Search Marketing Benchmark Report - PPC Edition
2011 Search Marketing Benchmark Report - PPC Edition

このデータは、マーケティングシェルパが定期的に行っている検索マーケティング調査の第7回として、2194人の検索マーケターを対象に行われた調査結果(2010年9月発表)によるものです。

2011 Search Marketing Benchmark Report – PPC Edition
US $447 / ISBN: 978-1-936390-01
Copyright (C) 2010 by MarketingSherpa LLC

金曜コラムの海外&国内SEOウォッチで、この調査の一部をスポンサーしたハブスポット社の記事が紹介されていましたが、同じ調査レポートの他のデータも興味深いため、紹介してみました。

ソーシャルメディアの利用がオーガニックSEOに好影響を与えるのは理解しやすい流れですが、同様にリスティング広告(検索連動型広告)のクリック率やそこからのコンバージョン率に好影響を与えている可能性があるのはおもしろいところです。

ただし、このデータに関しては「相関関係があるからといって因果関係があるとは限らない」点にも注意が必要です。

つまり、たとえば、熟練したマーケターに「良いリスティング広告を展開できる率が高く、またソーシャルメディアを積極的に利用する傾向が強い」という特徴があれば、上記のようなデータが導かれるのです。

もちろん、ソーシャルメディアをうまくキャンペーンに組み込むことでブランディングが進み、ユーザーがリスティング広告を目にしたときに「お、これ見たことがある」となる可能性もあります。これまでならばそういった効果を得るのはマス広告やディスプレイ広告の役割だったのですが、それがソーシャルメディアに移ってきているのも事実なのかもしれません。Twitterはあいかわらず人気ですし、ここ1か月ほどFacebookも賑やかになってきていますからね。

※Web担当者Forum参照





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