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Googleアドワーズ広告とは

グーグルが提供する検索連動型広告。アドワーズ(AdWords)と呼ぶことが多い。主に検索ポータル「Google」の検索結果画面の上または横に、検索キーワードと関連性のあるクリック課金型(PPC:pay per click)の広告を掲載できる。特定のキーワードに対して広告主がAdWords広告の契約を結ぶと、利用者がそのキーワードで検索した際の結果ページにテキスト広告、バナー広告、またはビデオ広告を表示する。現在の主流は、最大文字数が見出し全角12字、広告テキストが全角17字×2行、表示URLが 35字の定型のテキスト広告である。

AdWordsは、検索連動型広告の代表格であると同時に、グーグルの企業としての急成長・高収益を支える基盤でもある。

AdWords広告が掲載されるのは、検索サイトとしてはGoogleのほかに、infoseek、BIGLOBE、livedoor、@nifty、AOL Search、goo、So-net、hi-ho、OCNなどがある。また検索サイト以外にも、All Aboutなどのコンテンツ・サイトや、Google AdSense(アドセンス:Webサイトの内容に関連性の高いAdWords広告を配信するサービス)を導入している数多くの中小規模サイトにも、コンテンツ連動型広告として掲載できる。このため、Google検索の利用者だけでなく、インターネット利用者に幅広くリーチ可能である。

Webページ内の広告枠内での掲載位置の順位決定には、クリック単価(CPC)だけでなく、利用者によるクリック率も加味される。コストを抑えるために掲載順位を低く指定することも可能である。広告掲載費用としては、最初にアカウント開設費として500円がかかるほかは、固定費なしのクリック単価(CPC)課金制。広告主は、クリック単価またはインプレッション単価と、1日の予算を設定する。

費用対効果を高めるための機能としては、広告を配信する地域を絞り込んだり、曜日や時間帯を指定する機能がある。実店舗を持つ企業など、商圏を限定して商品やサービスのプロモーションを実施したい場合は、広告を表示する対象地域を国・地域・都市・市区町村や、住所または緯度経度と半径などで絞り込める。検索キーワードに含まれる場所に関連した用語や、利用者パソコンのIPアドレスを基に、配信対象地域が絞り込まれる仕組みである。また、広告配信の曜日と時間帯を指定できる配信スケジュール設定機能を利用すると、「午前11時~午後2時の間だけ広告を掲載する」といったキャンペーンを実施できる。

2006年に利用可能になった動画広告は、利用者が操作するまでは静止画を表示する「Click-to-Play」動画に限られ、再生時間は2分以内。ビデオ・フォーマットは、AVI、ASF、QuickTime、Windows Media、MPEGのいずれかである。

検索連動型広告は、特定のキーワードに関連した情報を探している人に向けて広告を表示できるため、一般のバナー広告と比べて広告効果が高いと言われる。AdWordsのほかには、Yahoo!グループのオーバーチュアが提供する「スポンサードサーチ」が典型である。

※ITpro by日経コンピュータ参照